R.シュトラウスの「ばらの騎士」組曲。
ごく普通のピッコロの最低音Dより低いDesやCが出て来ます。
この譜面で以前演奏したヒトはこれらの音に括弧を書いていますが、吹かずに済ませたことでしょう。
今回はC足ピッコロを使っているので問題なく演奏可能。
ピース!
マーラーもレスピーギもピッコロにCまで書いていますが、
これはイタリアやドイツ・オーストリア圏で当時使われていたピッコロが多鍵式のものであったからに他ないはずですが、
しっかりとCまで出せる楽器があったということです。
デイトン・ミラー博物館にもそんな楽器が残っています。
これらの楽器が使われなくなった理由は???
ベームシステムのピッコロは伝統的(?)に最低音がDまでで
このシステムの普及で多鍵式が圧倒されたせいでしょうか?
フルートもベームシステムでもCまでだったのがHまで出せるのが作られている
(↑これは明らかに多鍵式で出せるHを意識してのことでしょう)のに、
ピッコロでCまで出せる楽器を多くのメーカーが作らないで今まで来たというのはどうことなんでしょう?
昔のC足ピッコロが楽器として不完全なものだったからかもしれませんが、
作曲家が要求して書いているのにそれを演奏できる楽器をメーカーが作らないというのは
メーカー側の「手抜き、片手落ち」なんじゃないか?と思うようになってきました。
ピッコロの最低音がDと一体いつ頃から決まったのだ???
それに現代では数社がC足ピッコロを製造しているのに、
DesやCが出て来た時に「C足ピッコロを持っていないから」「それは普通じゃないから」という言い訳で
演奏しないのもなんだか演奏する側の手抜きのようにも思えてしまいます。
フルートでHが出て来た時に現代では吹かない訳には行かないじゃないですか?
ブリテンのBilly Buddにはこれらの低音を使ったソロもありますけど、フルートで代用しますか?
作曲家の意図を反映できないのはカッコ悪いですよね。
音域だけの問題ならばフルートで演奏困難なパッセージも
ピッコロで簡単にできちゃう曲(例えばプロコフィエフの【古典交響曲】)もありますが、
それをしてしまったら本当にカッコ悪いと思います。
実際にドイツで【古典交響曲】のあの嫌なパッセージをピッコロで吹いているのを聴きましたが・・・・orz
それにC足であることで高音域のトリルもいままで出来なかったものが可能になったりしていて、いいことづくめなのに・・・・。
C足のピッコロを手に入れてからこんなことを色々と考えるようになりました。
ま、ソロでもない限りは聞こえないかもしれませんけどね。
それでもきちんと音を出せるということは気持ちのいいものです。
以上、オケでのピッコロ吹きの独り言でした・・・・。
ごく普通のピッコロの最低音Dより低いDesやCが出て来ます。
この譜面で以前演奏したヒトはこれらの音に括弧を書いていますが、吹かずに済ませたことでしょう。
今回はC足ピッコロを使っているので問題なく演奏可能。
ピース!
マーラーもレスピーギもピッコロにCまで書いていますが、
これはイタリアやドイツ・オーストリア圏で当時使われていたピッコロが多鍵式のものであったからに他ないはずですが、
しっかりとCまで出せる楽器があったということです。
デイトン・ミラー博物館にもそんな楽器が残っています。
これらの楽器が使われなくなった理由は???
ベームシステムのピッコロは伝統的(?)に最低音がDまでで
このシステムの普及で多鍵式が圧倒されたせいでしょうか?
フルートもベームシステムでもCまでだったのがHまで出せるのが作られている
(↑これは明らかに多鍵式で出せるHを意識してのことでしょう)のに、
ピッコロでCまで出せる楽器を多くのメーカーが作らないで今まで来たというのはどうことなんでしょう?
昔のC足ピッコロが楽器として不完全なものだったからかもしれませんが、
作曲家が要求して書いているのにそれを演奏できる楽器をメーカーが作らないというのは
メーカー側の「手抜き、片手落ち」なんじゃないか?と思うようになってきました。
ピッコロの最低音がDと一体いつ頃から決まったのだ???
それに現代では数社がC足ピッコロを製造しているのに、
DesやCが出て来た時に「C足ピッコロを持っていないから」「それは普通じゃないから」という言い訳で
演奏しないのもなんだか演奏する側の手抜きのようにも思えてしまいます。
フルートでHが出て来た時に現代では吹かない訳には行かないじゃないですか?
ブリテンのBilly Buddにはこれらの低音を使ったソロもありますけど、フルートで代用しますか?
作曲家の意図を反映できないのはカッコ悪いですよね。
音域だけの問題ならばフルートで演奏困難なパッセージも
ピッコロで簡単にできちゃう曲(例えばプロコフィエフの【古典交響曲】)もありますが、
それをしてしまったら本当にカッコ悪いと思います。
実際にドイツで【古典交響曲】のあの嫌なパッセージをピッコロで吹いているのを聴きましたが・・・・orz
それにC足であることで高音域のトリルもいままで出来なかったものが可能になったりしていて、いいことづくめなのに・・・・。
C足のピッコロを手に入れてからこんなことを色々と考えるようになりました。
ま、ソロでもない限りは聞こえないかもしれませんけどね。
それでもきちんと音を出せるということは気持ちのいいものです。
以上、オケでのピッコロ吹きの独り言でした・・・・。
今年になってC管のローゼンのピッコロを吹きましたが、D管に比べ高音域の響きが落ち着いたように感じまた。何で今メーカーがC管を作らないのか疑問に思います。
ブラウンC管よさそうですね。
歌口は例によってウェーブカットでしょうか??
ご無沙汰しております。
C管の高音域の落ち着き方は気持ちいいですね。
C管を吹くと本当に「どうして他のメーカーがC管を作らないのか?」不思議に思いますね。
ブラウンはウェーブカットですが、オプションでもう1本注文しない限りはストレートカットの頭部管は作ってくれないようです。
かなりの頑固爺さんですよ(笑)
僕も先ほど、ブラウンさんに頼んでウェイティングリストに入れてもらいました。
何か注意すべきことはありますか?(笑)
これは注文した方がいい!←などなど
はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
Eメカいらないとか普通のフラットな頭部管がいいとか言わない限り大丈夫です(笑)
返信ありがとうございます。
ですよね、なかなか壮絶な戦いが繰り広げられること間違いなしですね(笑)
正直、使い心地はどうですか?
一応試奏はしましたが、やはり音程のピッチ、低くなりやすい、高くなりやすい等はありましたでしょうか?
442の設計で私の場合は5mm程抜きますが、
そのせいか?若干左手のCが低く感じます。
440で良かったかもしれません。
よく、高音域のCーD間のトリルは、
中指のだけだとDes位までにしか上がりませんよね?
ブラウンもそこの所は同じなのでしょうか?
亀レスになってしまいますが、
こちらをお読みください。
http://blog.goo.ne.jp/louislot1800/e/f7655a6721631412d1847b0793033d82