ルイ・ロットの館

ルイ・ロットにハマった笛吹きのブログ。

Aug.Rich.Hammigのピッコロ

2010-01-19 00:55:24 | 日記
August Richard Hammig のピッコロがやって来ました。

画像は修理、調整が終わってから載せますが、これが実にいいです。
学生時代もリヒャルトは持っていたのですが、その時の楽器より遥かにいい!

低音から高音までムラ無く鳴り音程もかなり良さそうです。
昔持っていた楽器はナンだったんだ?! っていうくらい!(笑)

この楽器には無駄なEメカが付いていないので
高音域のG-Aトリルもできてしまいますし
A-Hトリルも使えそうな音がします。

ただHだけは左側のトリル・キイを使わないと出ないようですけど・・・・。

「ついに見つけた最終兵器パウエル!」 と思ったのですが
安定感はこちらの方があるかもしれません(笑)



まだリヒャルトは新品で手に入るようですが
現代のはフィリップ・ハンミッヒと同じ工場で作られているそうで・・・・
おおよそのレベルは知れようというものですね。
正直まったく興味がないのです。
コスト・パフォーマンスもいかがなものでしょう???


この楽器の正確な年代を知る手掛かりがないのですが
まあ古いことには間違いないワケでして・・・・

でもこんなにいいとは思いもよりませんでした。



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刻印は昔持っていたのは「MADE IN GDR(東ドイツ製)」とありましたが
今回のはそれがなく本体に


           ☆
       AUG.RICH.HAMMIG
       MARKNEUKIRCHEN
           ☆



とだけ彫ってあり、シリアルナンバーもどこにも入っていません。
これって所謂「初代リヒャルト・ハンミッヒ」なんでしょうか?


どなたか詳しい方が居られましたらどうかご教授ください。



でももしそうだとするとリヒャルトが開業していた
1910年から1950年までの楽器ということになるのでしょうかね?

わざわざ「東ドイツ製」と入れてあると言うことは
少なくともドイツが東西に分裂する前の楽器であるとすれば
1949年以前の楽器ということになるのでしょうか???





明後日からの仕事でちょっと使ってみます。



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