ヘイフラワーとキルトシュー

可愛い♪
こういう特に意味がなくても可愛くて、のほほんとした映画は大好きです。

フィンランドの子供が主人公の映画です。
しっかり者で家族思いのお姉ちゃんヘイフラワーに、とにかく甘えんぼうで困ったちゃんのキルトシュー。
ちなみにママは家事がだめで、パパはジャガイモの研究に没頭しています。
そんな家族は嫌！もっとフツーな家族がいい！と思っているお姉ちゃんのヘイフラワー。
今までは自分がいたけど、今度からは自分が学校に行っちゃうからってもう心配で心配でってなっているおねえちゃんなのです。
特に大きなことは起こらないけれど、少し変わったままでもみんな平和に過ごせるような家庭になって行く様子が描かれています。
お姉ちゃんはフツーの家族になれるようにお祈りまでします。いい子ちゃんなのです。
お姉ちゃんは色々家族の中で、気を使ったりもするのですよ。（笑）
ただそんな中でも妹に邪魔されちゃった時には・・・親は言います「お姉ちゃんなんだから」と。
この言葉は何よりも腹立ったらするんです。だからこの辺のお姉ちゃんの気持ちはわかるのです。
些細なことでみんなでいじけて、口きかなくなって。
そんなときにするパン生地セラピーがとっても楽しそうでした。
どうなることかと思いましたが、すごく映画の空気が和みました。
子供は思っているより大人なの、そんなことをふわふわと教えてくれる可愛らしい映画でありました。

そして、とっても映像が綺麗です。
お庭には草木が入り乱れ、お花が満開に咲いて春の温かい日差しがさしています。
お家の中はとにかくカラフリー♪で、北欧っぽいたくさんのステキな家具がいっぱいあります。
あとは全場面において効果音が良く使われています。洗濯機の音や風船が割れる音、飲み物を飲むときには「コクコク」と水が流れる音がしたり♪
それが楽しさを生み出してくれました。
子供二人の笑顔もとっても可愛い！特におねえちゃんは美人さんなのです。
妹はけたけた笑って、それもまた可愛い♪
それだけを観ているだけで幸せになれました♪