ブラザーズ・グリム

女子高生試写会にて。
女子高生がいっぱいです。みんなミニスカート。
鑑賞中は赤ずきんちゃんにちなんでみんなで赤ずきんをかぶって観賞。（私はかぶらなかったけど）
これがかなり邪魔でした。

子供の頃みんなが慣れ親しんだグリム童話。
「ヘンゼルとグレーテル」に「赤ずきんちゃん」とかとか。
でも少しも子供向けじゃありませんでした。大人向けファンタジー。
まぁテリー・ギリアム監督ですからね。
ところどころ虫やら拷問やらとちょい怖いシーンが入ってきますが全体的には軽くコミカルな感じ。
グリム兄弟がペテン師だって設定もいい。
でも物語の基盤はすごく楽しそうなんだけどそれを最後まで持っていって引き込ませるような魅力はなかったです。完全な力不足って感じ。だからつまんない。
とにかく森の中での話しだから途中でちょっと飽きちゃった。
映画の中での美術や映像がとってもすごくてグリムの世界観がしっかりできていたのにストーリーが微妙だったのでイマイチでした。
しかもあの泥の奴・・・最悪！
好みじゃなかったみたいです。う～ん楽しみにしていただけかなり不完全燃焼。
でも友達はかなり楽しんでたみたいです。

マット・デイモンが意外にコスチュームが似合ってて素敵でした。
もともと好きですから彼が画面の中を動き回ってくれてるだけで満足なんですけどね！
観る前まではてっきり弟だと思ってて兄役だと知ってびっくり。
でもはまってたのでいいかな。

モニカ・ベルッチはとにかく綺麗ですね。ため息もの。
羨ましいですね。でももう結構なお歳でしょ？

ところどころ笑えるシーンも入っていました。が私は笑っているのに周りが少しも笑わない！今時の女子高生は笑いどころが違うの？？（だからあんたも女子高生だって）
ちょっと寂しい気持ちになりました。
それから鑑賞中に地震が！ちょっと死ぬかと思った。
でもその時が周りが一番盛り上がった時でもありました。
みんなずっと「きゃ～きゃ～」って。
ちなみに観賞後の周りの声は「意味わかんなかったね～」って声が多かったです。