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理科教師も二極化?

町田市の中学校で水素の発生実験中に
三角フラスコが破裂して4人が怪我を
したそうです。

朝日新聞の記事では生徒のミスということに
なっていますが、やはり指導が悪いとしか
思えません。

「フラスコの中で発生させた水素をガラス管を
 通して試験管に集め、試験管を離してその
 入り口にマッチの火を近づけるよう担当教諭が
 指示。ところが、生徒が試験管ではなく、
 ガラス管の方にマッチの火を近づけたため、
 爆発してフラスコが飛び散ったという 」

って書いてあるけど、生徒の行動はありがちな
パターンじゃないかなぁ。

フラスコの中で水素が爆発するということは
フラスコの中に酸素があった、すなわち水素の
発生量が少なかったということです。この
段階ではガラス管から出てくる気体中の
水素濃度は低いので、それを集めた試験管に
火をつけても燃えません。

それで燃えないとなれば発生源により近い
ガラス管の方に火を近づけようとするのは
中学生にとっては自然な行動でしょう。
そのくらいのことは予測して指導しないと
いかんです。

そもそも三角フラスコを使うというのも
どうかと思うなぁ。我々は学校で実験した
時は試験管を使っていたように記憶して
います。

ネット上で調べると万一爆発しても怪我を
しないように装置を工夫している教師も
結構いるようです。理科教師も二極化して
いるんでしょうか。
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