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ヒジキ刈り(本編)

大地を守る会でヒジキ刈りのイベントが
あったので、参加してきました。なんでも
大人気で募集人数に対して4倍の応募があり、
抽選で参加者を決めたそうです。家は運が
よかったようです。

では、実際のヒジキ刈りの様子をどうぞ。



こんな感じで岩に着いているヒジキを
刈り取ります。中腰での作業なので鈍った
体には辛いものがあります。

主役のヒジキをアップにすると・・・



このように岩に付いています。

ここのヒジキはかなり育って伸びて
いますね。このくらいになると固いし
他の海藻等が付着しています。食用に
刈り取るならもう少し若い方がいい
ということですが、丁度いいのはあまり
なく、若いのは数センチ以下が殆どでした。

ところで、ヒジキを含む海藻は自由に
採っていいものではありません。漁業権
というものがあって、それを持っている
人しか取れません。今回は地元の漁協も
加わっての開催だったので、大手を振っての
収穫でした。

と言っても一人当たり8Kgという制限が
あります。しかし、秤が用意されている
訳でもなく、8Kgってどの位の量か全然
わかりまん。

で、スタッフ曰く「煮るとかさが減るから
沢山持って行ってね。ゴミ袋(45L)いっぱい位
入れなきゃ」ですって。

でもそう言われても、そんなに簡単に
取れるものでもありません。頑張って
私がゴミ袋の6割、家内と娘で3割位を
収穫しました。しかし、これだけあると
結構重いです。本当にゴミ袋いっぱいに
いれて8Kgなのかという疑問が・・・

家に戻って計ってみると、全部で15Kg程
ありました。ゴミ袋いっぱいに入れたら
16Kg位になっちゃうじゃないですかぁ!


まぁ、それはともかく、採って来たものは
ゆでなければなりません。

これは生のヒジキです。



これをさっとゆでると、



こんなに鮮やかな緑になります。

スタッフの話では緑になればokとの
ことでしたが、それで砒素がどれだけ
抜けるか不安もあったので、少し茶色く
なるまで煮ました。

煮た後は圧力釜で蒸し煮にします。
そうしないと柔らかくならないという
話だったのですが、鍋で煮ただけども
結構柔らかくなっていました。あまり
固そうなところは刈り取って来なかった
からでしょうか?

で、蒸しあがったのがこちらです。



沢山あるでしょ!
これだけ処理するのは大変でした。
まず洗って付着物を取り除きます。
ゆでるのは一回に両手で一掴み
程度しか入らないので、何回にも
分けました。20回以上ゆでたかも。

圧力鍋も5回。

本当に疲れました。


最後におまけ。



スタッフが採ったワカメをくれました。
メカブの部分から採っていますが、あまり
成長していないですね。


ワカメ以外にも色々な生物がいたのですが、
それはまた別途書きます。
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