携帯破壊者~FOMA destroyer

三ヶ月に一度書くくらいの日記コーナー。

土曜のおでかけ~神保町無惨編

2005-11-27 17:43:14 | Weblog
土曜。べつにどこへ行ってもいい日。
そういう日は朝出発、たいがい渋谷を基点にして歩き回り、すきっ腹のまま
原宿やら下北沢やらまで歩いて回るのが私のならわしである。
が、出かけてみて、なんとなく河岸を変えてみたくなった。
服関係は今のところタマが揃っているし、CDはプレイヤーが壊れている。
ゲームは積んでるのがたくさんある。…という消去法にて、神保町へ。

神保町。学生時代はちょくちょく来ていたが、その後長らく
封印してきた町である。理由は簡単、お金を使いすぎるから。
2000円持っていたら2000円。2万円持っていたら2万円…いくたびに
使い切って帰ることになる。危険な町だ。
下りた出口から一番近い店に入って、なんの気なしに棚を眺める…
おお!探してた本があるじゃあないか!これよこれ!
桑原武夫の「世界の歴史」!図書館でちょくちょく借りては、延滞で睨まれてきた
そういう本だ。面白いんだけど、長いし、読み方が悪いので時間かかるんだよね。
そして目線を下に…南條範夫がズラリ。この人、「シグルイ」以来再評価される
ようになったと思うんだけど、その著作の殆どが絶版。古書店でもあんまり見ない。それが一箇所にこんなにある……ワクテカせずにおれようか!
視線を右に…コリン・ウィルソンがこんなに!?誰向けだよこの店!俺か!
…などということをひとしきり繰り返し、店を出る頃には早くも
財布の中から札が8割なくなっているという仕儀。
また店員が打てば響くように探し物をとってくれるからいけない。殺生だ。

三省堂へ。久世番子のサイン回の整理券を配っていた。
ちょうど単行本を探していたところでもあり、購入する。12月10日14時。
地味だが旬の作家だ、呼んだ三省堂はいい目の付け所をしていると思う。

ラーメン屋へ。みそラーメン屋。神保町に来たときはエチオピアのカレー、と
決めているのだが、たまには河岸を変えてみるツアーにつき、ラーメン。
予算的にも厳しくなってたし。
味は…まあ、ふつう。悪くは無い。でも、ふつう。言うほど特別な味じゃない。
店長らしきおっさんが古田新太に似てたくらいしか、特別なことは無い。
いい加減疲れていたのか、出しなに「お客さん、忘れ物」と呼び止められる。
さっき買った古本たちだ!サンキュー店員。「さ、この携帯も」え?携帯は
…持ってるみたいですけど。それ、僕のじゃないです。「ええ?」謎発生。
誰がいつ、落としたんだろう。僕が入る前に落として、誰も気づかず、
僕が立つ時に店員がチェック、発見したということか。…時間、たってるね。

その後アイマスをやれる店を探してうろうろ。
私はゲーセンというものにあまり縁の無い人生を送ってきた人間だ。
なじみの町でも、どこに店があるのかわからない。
いわんや、アイマスがあるかをや。だいぶ迷走が長かったが、発見。
飯田橋のほうへちょっと歩いた所にあった。…このロケーションは、
かつての公務員予備校時代を思い出すんであんまり有りがたくない。
が…この店の環境が最高だった。
プレイブースも店内奥で、BGMもなく、他の筐体からも切り離され…
さらには店の独自制度がいくつかある。何度かプレイに通うと
1プレイぶんのクレジットをくれる、とか、ユニットカードの柄を選べる、とか。
ここは、いい店だ。これでうちから近ければ最高なんだがなあ…