愛されるより愛する幸せへ

生まれてから物心つくまではひたすら愛し続けなさい。
動物の中で少数しか生まない特に哺乳類は親なくして生存の可能性が極めて低い。
可愛いから自然に育まれる親心。
しかし、その優しい心も強さなくしては生まれない。
強さ＝優しさ
大阪の駅構内の何かの広告で秋吉久美子の「優しいだけの男なんて・・・」の文言を見たのが記憶から消せない。
「母は強し」に代表される強さとは、「このこのためなら身体を張れる」の気持ちが根底にあるからだと思う。
張れる身体若しくは精神力が無かったら・・・
不幸です。
愛される経験が無かったり、現在愛されていると感じていないあなた。

親の世代に余裕が無かったからです。でもいつかは断ち切らないといけないこの連鎖。悪循環にしてはますます世の中荒んで行きます。
今、親であるあなたを必要とする「これから親になろうとする子供」が居ます。
悪循環を断ち切ることができるのはあなたなのです。

自分の快楽を追求しすぎるあまり、子供への愛情が疎かになってませんか？
自分自身に問い詰めてます。父親の愛情は妻子とも満遍なく不動でないとなりません。日々反省することばかりです。
充分な愛を受けてきた人は愛されるより愛することの喜びが大きくなる転換期を迎えます。それが大人になることなんだとようやく気付きました。「無償の愛」なんと孤高な響きでしょう。親子だけでなく他人にそれもより多くの人間に持てるようになったとき悟りの境地が開けるんだと思います。

やはり教育が最も大切な人生のルーチンと思います。父性が母性を支え、母性が父性を育む。共育、ともに育まれるには教える側も教えられる側も真摯に受け止める心のゆとりが必要ですね。
可愛げある人格の形成に努めましょう。