お.寒.い.電.子.工.作...

技術もノウハウも知識も情報も人脈もコネもカネも測定器も無いけど、たまーに電子工作に挑戦する「ゆるーい」ブログ。

マイブームはVFO その23

2010-11-23 13:58:42 | VFO

144MHz帯を19MHzに変換するクリコンを作りました。

あれれ!!?

この間作った125MHzの局発モジュールはどうしたの???

「あれはアレ、これはコレ」であります。ご覧のように、FCZコイルがまったく無くてT37のトロイダルコア4個と、FB-801-43を4個使っています。トロ活の回路をそのまんま流用して作りました。

下半分が125MHzの局発で、easyな測定(50Ωで終端してそこから1N60+103(0.01uF)による半波整流をやって、103の両端の電圧を測る)によれば、15.3dbm出ていて、周波数は違うものの、「トロ活」通りの結果となりました。

左上の部分は144MHz帯のRF増幅をやっていて、「トロ活」に出ているLマッチ+共振回路が、前後で頑張っています。真ん中になるのはVHF用の3SK35GR。「トロ活」では3SK70というUHF用のものを起用しているのですが、手持ちが無かったので...

右上の部分は混合をやっている部分で、DBMが構成されています。ここで用いているダイオードが正体不明なやつで、ン十年前に100本袋で買ったもの。一応、当時の私の文字で「ショットキー」と書かれているので、それを信用して使ってみました。「トロ活」では、平たく構成する(1×4)ではなく、もっと立体的な(2×2)例が載っていますが、マチガイを少なくするために、あえて平たく組みました。

いきあたりバッタリで組み立てたこのクリコン、動作確認してみました。クリコンに適当なリード線を「アンテナ」と称して取り付け、出力は104を介して(103は在庫が尽きた)FT-747のアンテナ端子へそのまま接続。

我がPCは144MHzの電波を出しているので、まずこれを確認。チョット弱いけど(DBMの出力をそのままつないでいるためか?)、ちゃんと信号の存在が確認できました。

本来の目的である144.1~144.5の「SSB」はどのように聴こえるかを試してみたかったのですが、「ナンチャッテ空中線」ではいかんともしがたく、仕方ないので、消防関係の電波で確認してみました。この電波は「ナンチャッテ空中線」でもS9以上で入感するため、テストにはうってつけなんですが、ラジオじゃないから「いつでも電波が出ている」というものでもないので、その確認には忍耐(?)が必要でしたが、ちゃんと受信できました。

NFはどのくらい? などという鋭い質問には技術力欠如のため回答することができません。「信号が受信できてヨカッタ、ウレシイナ」というレヴェルのドシロウトですから、どうかそのへんはご勘弁ください。

 

DBMの位置関係が不満なので、左下に引越しさせ、局発の出力には一応BPFを取り付け、IF出力は「トロ活」にあるようにもう少しナントカし、コア関係を固定し、ケースに収めてから、「このモジュールは一応、完成」、としたいと思います。

次は、IF段の検討であります。バカデカイ部品であるところのクリスタルフィルタをどうやって保持するのがよいか、悩みどころです。さらに、「そろそろシャーシのこともちゃんと考え始めないとイケナイ」という機運が高まっております。今回の「受信機」も、ロータリーエンコーダーは自作しようと思っており、その円盤の大きさを許容できるシャーシでなくてはいけません。


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