前回は、「局発をはさんで反対側」のことをおろそかにしてしまったがために、かなりブルーな結果になってしまいました。その教訓を踏まえて、今回は「プリミックスVFO」を作り始めました。
基板としてはこんな感じで、秋月DDS基板の上に重なっているような感じです。
構成としては、
(1) 手持ち20MHz水晶を、3次オーバートーンで発振させて60MHzを得る
(2) ダイオードダブラで2逓倍して120MHzを得る
(3) 120MHzは、DBMのLO入力用なので、増強
(4) DDSから15MHzをとってきて、DBMのRFに入力
(5) IF出力には、105MHzと135MHzが出てきますので、これを「怪しげなフィルタ」で135MHzのみ通過させるように頑張る
(6) 狭帯域アンプを二段重ねて、135MHzを増幅。50Ω負荷で4dbm程度。
たいした知識も部品もないので、105MHzと135MHzを分離するのは大変でしたが、一応、納得の波形になりました。
うっかりすると、(6)で120MHzを増幅してしまって、見当違いな結果になったりすることもあります。調整は非常に微妙です。理屈では、DBMのIFにはLOの信号は出てこないハズですが、作り方の問題で、出てきてしまうこともあるのでしょう。
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