映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

シン・レッド・ライン

2009-12-19 09:51:48 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆
監督 テレンス・マリック
キャスト ショーン・ペン、ジム・カヴィーゼル、エイドリアン・ブロディ、ベン・チャップリン、イライアス・コティーズ、ニック・ノルティ、ジョン・サヴェージ、ジョン・C・ライリー、ジャレッド・レト、ウディ・ハレルソン、ジョージ・クルーニー、ティム・ブレイク・ネルソン、ジョン・キューザック、ジョン・トラヴォルタ
1998年 アメリカ、カナダ
ジャンル:戦争、ドラマ

【あらすじ】
1942年、日本軍が待ち構えるガダルカナル島に上陸した米軍C中隊は、日本軍の猛反撃に遭った。彼らは、生と死の境界(シン・レッド・ライン)をさまよっていく。

【感想】
「パール・ハーバー」と同じような扱いなんだろうなと思ったので感想を書く前に国内の有名映画サイトを見てしまいました。予想通りの酷評だが、稀に絶賛している人がいて驚いた。そういう人の感想を読む限り、内容そっちのけの映像派のようです。そういえば「パール・ハーバー」でも映像が凄いと大絶賛してた人いた。こういう映画の楽しみ方が出来る人は本当に羨ましいですね。(もちろん褒めてません。)

他人のふんどしで相撲を取るのは終わりにして本当に言いたいのはここからです。昔、鹿児島にある知覧特攻平和会館に行った時に日本兵の遺書とか読みましたけど、当時の日本人は我々現代人なんかよりも遥かに大人で精神面でしっかりしていたと思いますけどね。それがこの映画の描写といったら・・・閉口したくなりますな。あの人達はどこからかき集めてきたのであろうか?アメリカVS他のアジア諸国の戦争と脳内で置き換えて見ると違和感なく鑑賞できるかもしれない。

自然の美しさとカメラワークは見事ですが、本作ではなくて他の映画で観たかった。もったいないと感じました。また豪華なキャストについてはニック・ノルティだけはやけに熱かったが他は影が薄かったです。(ジョン・キューザックとジョン・トラヴォルタはどこにいた?)

結論としては映像は素晴らしいのはどうでもよくて中身が伴っていないのが問題。時期的には「プライベートライアン」と比較されそうだが、系統は「パール・ハーバー」なのでよほどの戦争映画マニア以外はスルーでいいでしょう。

こういう映画を軽々しく褒めると好み以前の問題として人間性を疑われる可能性がありますので言葉には注意しましょう。

お薦め度:★★★☆☆☆☆☆☆☆

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