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映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

エスケープ・フロム・L.A.

2012-10-18 22:52:24 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ジョン・カーペンター
キャスト カート・ラッセル、ステイシー・キーチ、スティーヴ・ブシェミ、ピーター・フォンダ、ブルース・キャンベル、パム・グリアー、クリフ・ロバートソン、ロバート・キャラダイン、バレリア・ゴリノ
1996年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
大地震のために孤島となった2013年のロスでテロが勃発。かつて大統領を救った男・スネークは政府の命を受け、奪われた国家機密を取り返すために単身ロスへと向かう。

【感想】
大地震の後に襲ってきた津波に向かってサーファーが大喜びで波乗りする作品を流していいのかとスターチャンネルに対して苦言したくなる。

本作はジョン・カーペンター自身の作品である「ニューヨーク1997」という作品のリメイクなのか続編なのか判断に困る立ち位置にあると思います。

いかにもジョン・カーペンターらしい毒のある作品で代表作ではないにしてもこの人の作品知るにはもってこいなのかなと思います。はじめから本格的なものを作るのは放棄しているのではないかと疑ってしまう。B級映画にしては実は結構金かかってるんじゃないのと思わせるような作りが絶妙。

ネタバレはしませんけど主人公がラストで取った行動が衝撃的。主人公に課された目的は一体何だったのだろうという気にさせられます。それでもアメリカ大統領が極端に右傾化しており、監獄の中よりも外の世界の方が生きるのが地獄のような世界の中で取った行動と考えると納得できてしまう。毒のある作品です。

眼帯をつけたカート・ラッセルがいかにも狙っているキャラでカッコイイのですが、正直なダサくもあります。主人公が非常に個性的だとそれだけで見れてしまいますね。なんといっても前作から15年経って同じ役をやってもスター性十分でした。反面、大統領やその娘、テロリストのキャラは少し弱いように感じました。おそらくカート・ラッセルが濃すぎるのでしょう。

アクションもカーチェイスのシーンは迫力がありました。ただ途中のバスケのシーンはカート・ラッセルがバスケ苦手なのかドリブルとかとても命を賭けてやっている人には見えなかったです。はっきりいってアクション映画の中でも最低レベルのシーンでした。もしかしたらB級感を出すための監督のディレクションなのかもしれません。

こういうお馬鹿な映画が楽しめるのは映画好きとして嬉しい。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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