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デイ・アフター 首都水没

2010-12-14 22:00:37 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 トニー・ミッチェル
キャスト ロバート・カーライル、トム・コートネイ、ジョアンヌ・ウォーリー、デヴィッド・スーシェ、ラルフ・ブラウン、ゴットフリード・ジョン、トム・ハーディ、デヴィッド・ヘイマン
2007年 イギリス、南アフリカ、カナダ
ジャンル:アクション、パニック

【あらすじ】
ハリケーン並の大嵐がロンドンへ接近。エンジニアリング会社の社長・ロブは、別れた妻・サムと天才エンジニアの父と共にロンドンを救うために奔走する。

【感想】
津波の猛威についてはそこそこだが、人間ドラマがしょぼい。なんでディザスターパニック映画は主要登場人物に必ず破局した夫婦が出てくるのか?そして最後は必ず復縁するのか?別に本作に限ったことではありませんけど馬鹿の一つ覚えのようなワンパターンはなんとかしてもらいたい。

内容はそのまんま津波が襲ってきてロンドンが大ピンチという話。それだけに想定の全て範囲内でした。

描き方の特徴として災害に巻き込まれる人々の様子が二つの場面で別々に展開されていく。二つの舞台が最終的に合流する形になるのかと思いきや、最後まで平行線のままでした。おかげで片方(父と娘が別れた母親を下がる方)が蛇足のように感じられました。はっきり言ってなくても何の影響もないです。

一方で次から次へ災難が襲い掛かるので、ネタは豊富でした。演出も見せ方や音楽の使い方を含め、こなれている印象です。実際に自分が現場にいる錯覚に陥ることはないものの、それなりに臨場感は出ていたのは評価したい。

それでも二番煎じ、三番煎じの印象は否めないのでもう一工夫、いや二工夫欲しかったところです。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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