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ココ・シャネル

2010-06-11 00:00:24 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 クリスチャン・デュゲイ
キャスト シャーリー・マクレーン、パルボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクドウェル、サガモア・ステヴナン
2008年 イギリス、イタリア、フランス
ジャンル:ドラマ、ロマンス、伝記

【あらすじ】
なぜ人々はシャネルに心惹かれるのか?孤児として育ちながらも、ファッションでの情熱と燃えるような愛をつらぬき、デザイナーとして頂点に立ったココ・シャネル。彼女の“スタイル”はいまなお、すべての女性の憧れであり、その潔い生き方や言葉は多くの共感を呼んでいる。歴史の中で様々な逸話が語られ、現実と虚構の間で揺れ動く、ココ・シャネル像。彼女の本当の姿を映し出した真実の物語が、ここに誕生した!

【感想】
ヴィトンはブランドに対して熱狂的なファンがいることを身近な範囲でよく知っているが、シャネルにはそのイメージはない。No.5という絶対的な製品だけが先走っているという感じ。従って世界的ブランドを比べるのであれば前者の方が興味があった。

個人的な好みを言ったところでどうにかなるものではないので、話を本作に戻すが、ココ・シャネルの半生を二つの視点から描いています。一つはシャーリー・マクレーンが演じた70歳を越え15年ぶりにファッションの世界に復帰した時の様子。もう一つはパルボラ・ボブローヴァという女優さんが演じた孤児だった頃からデザイナーとして成功するまでの姿です。

70歳の時はいかに他人が反対しようが自分の信念を貫く意志の強い女、一方で若い頃は仕事に打ち込みながらも恋愛に生きていたように描かれていたと思う。全くの無名時代から着こなしを提案することで女性から喜ばれる才能を持っていたこと。それでも決して順風満帆というわけではなくプライベートを含めてかなり苦労してきたことがわかります。若い頃の出来事が70歳のシャネルの姿に結びついていた部分は納得できました。

ただシャネルを演じた二人の女優の間には見た目上のギャップがあり過ぎるのは確かです。歳を取るとあの姿になるとは想像したくない。当のシャーリー・マクレーンも若い頃は・・・・。

No5が誕生したときのエピソードがあっさりしていたのが少し残念。この部分はとても興味があったので。意外と直感的に生まれた商品だったのかもしれません。

シャネルというブランドが好きな人であれば満足できるはずです。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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