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JAWS/ジョーズ

2008-08-30 10:40:43 | ★★★★★★★★☆☆
監督 スティーヴン・スピルバーグ
キャスト ロイ・シャイダー、リチャード・ドレイファス、ロバート・ショウ、ロレイン・ゲイリー、ピーター・ベンチリー
1975年 アメリカ
ジャンル:パニック、アクション、ホラー

【あらすじ】
アミティビルで、サメに襲われた女性の死体があがった。保安官ブロディや海洋学者は海水浴場の閉鎖を進言するが、そこが市の収入源であるため、市長は耳を貸さない。悲劇はさらに起こり、ブロディたちはサメ退治に向かった

【感想】
説明不要なほど有名な映画ですが、説明しないわけにもいかないので少しだけ書かせていただきます。
あまり金のかかっていないパニック映画でも、見せ方の工夫しだいでここまでできるという典型です。

有名なのはサメのモデルに関する話です。本作で使われたサメのモデルは本当は全くリアルには見えないような安っぽい代物なのですが、動きや見せ方を工夫することで本物と見分けがつかない程になっています。(なので静止画で見ると少しきつい)前半は、背びれしか写らない状態で海水浴客が逃げまとうのですが、これが逆に怖さを演出することに成功していると思います。またサメとの格闘シーンではジョーズはおもりを3つ打ち込まれても、全く平気で潜るのですが、実はその姿はほとんど登場していません。これでも十分にハラハラさせられます。そして満を持してラストでようやく全身の姿を現すので盛り上がりは最高潮に達します。完全に演出の勝利です。

シナリオ的には大きく2つに分かれると思います。前半は海水浴客がサメに襲われるシーンで後半はサメ退治です。いずれもじっくりと見せてくれるので満足できます。サメの存在を知っていても利益を優先してしまう市長の立場や、船の中で3人が自分の過去に関する話をするシーン等細かい設定も巧いと思います。

名作とよばれるにふさわしい作品です。

お薦め度:★★★★★★★★☆☆


ジョーズ

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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