6月25日「戦争法案反対国会前集会」第6回に行ってきました。今夜の集会は、毎木曜に行われている連続行動の第6回目です。
参加者は、主催者発表で1,000人ということでした。先週の第5回は、2,000人ということでしたが、昨日の国会包囲行動が30,000人でしたからさすがに今日は先週よりは少ない、ということだったのでしょう。
労組関係、宗教者が多く参加していました。また、昨日と同じく、個人で参加しているように見える人も多かったように思います。若い人は今夜も少なかったですね。
以下に動画がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=QoDvJcjOPjY
集会はシュプレヒ・コールの合唱で始まりました。
参加者は、元気よく、高らかに、
「戦争する国絶対反対」
「戦争反対」
「九条守れ」
「戦争できる法律いらない」
「安倍政権の暴走とめよう」
「安倍政権は今すぐ退陣」
「戦争法案今すぐ廃案」
などを叫びました。
次いで野党からの代表者、弁護士会、主催者などからのアピール。
社民党 吉田氏
今日の国会では、”侵略戦争法案”という言葉も出た。
皆さんの行動が、今回の会期延長という状況を作り出した。
官邸は、国民の反応を非常に気にしている。
お盆前の成立など無理。明日からの審議で徹底的に追及する。
安保法制、撤回させよう。
共産党 赤嶺氏
廃案に追い込む！
明日はTVも中継する。”憲法違反”の世論を背景に徹底的に追及する。
米国が危機に陥ったら助ける？なんという法案か。
民主党 後藤氏
ホルムズ海峡で機雷掃海？石油がなくなったら日本で死者が出る？なんという屁理屈だ。
石油のための戦争をやることになるのだ。太平洋戦争こそ資源のための戦争ではなかったのか。石油のための戦争をやってはならない。
主催者側から高田さん
安倍首相は支持率が下がってきた。風前の灯なのだ。
会期延長で、夏は国会内外で闘いが続く。
安倍首相は、わかっているのだろうか、8月は、特に今年の8月は、日本の平和にとって特別な月だ。反戦の月なのだ。
我々にとって安倍首相を追い詰める絶好の機会だ。
70年談話を個人的なものにしようとしている。日本が行なった侵略戦争に対する反省を公式に述べるのをやめたのだ。
ツイッターのつぶやきと変わらない、その談話、徹底的に批判しなければならない。
参加者は、各アピールを熱心に聞き、時には拍手を送り、時には大声で同感を叫んでいました。
昨日の行動でも感じましたが、参加者は相次いで行われる、スピーチ、アピールに集中しています。こういった集会では、あまり見ることがない光景ではないでしょうか。
スピーチ・アピールする側と参加者が一体、連帯しているように感じます。
今夜も、安倍は倒せる！安保法制、廃案に追い込める！ という高揚した気分を持ったまま、帰宅しました。
26日に戦争法審議が再開されます。TVで国会中継があります。安倍首相の答弁のボロを探して、追及しなければ。（Ｓ）
（ハンマー）
