LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

(ベネズエラ連帯) ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.3

2021-05-14 | ラテンアメリカ
(コロンビア要点) ・ 4月28日からの全国ストライキが2週間続いている。政府は国家治安部隊と警察で暴力的に抑え込もうとしているが、人民の抗議は衰えていない。 / 背景に、コロナ禍の下での経済悪化で貧困率が42%(極貧は15%)に達していることがあり、また、これまでの極右政治に対する不満の爆発がある。 / 5月11日にストライキ委員会と政府の話し合いがもたれたが決裂。ストライキ委員会は声明を出し、「政府はわれわれが求めてきたものを1年以上も受け入れず、大虐殺を続けてきた」と批判し、「104項目の要求を交渉するのでなければストを継続する」としている。 ・ 国家テロを非難する国際的な声が増大。周辺諸国や欧米の政府およびさまざまな社会組織がコロンビア政府の暴力的弾圧を批判。国連も非難し、平静を回復して平和的デモができるように要請。 (ベネズエラ要点) ・ エリアス・ハウア(チャベス政権からマドゥーロ政権にかけていくつもの閣僚を歴任し現在はPSUVの幹部として党活動に従事している)が、ベネズエラの現状について語っている。 / 現在私的所有が重視されていることについては、「ベネズエラのような封鎖された国では、私的資本の内外からの投資を必要としている」ということ、それと合わせて「公的所有を強化すること」も強調している。 / 国民の多くが政治から手を引く状況にあることについては、生活の苦境が大変であること、政治家たちと人民との距離が遠くなっていることを指摘している。 / その上で、政府や政治的指導者たちが人民の抱えている問題についてもっと明確なメッセージを出さねばならないこと、幅広い民主的討論の再活性化、政治に対する人民の関心をもっと高める努力が必要なことなどを指摘している。 / 最後に、人民権力を育てているいくつかのコミューンに関して、「実際に形成されつつある新しい社会の一部」であるとして、「チャベスがまいた種は未だ十分には開花していないが、必ず開花する」という確信を述べている。 ・ 国際的にグアイド離れが進んでいる。イベロ・アメリカ(ラ米・カリブの19ヵ国と、スペイン、ポルトガル、アンドラの計22ヵ国)のサミットが4月下旬に行われたが、マドゥーロ政権を認めない国が18ヵ国あったのが4ヵ国だけになった。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯) ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.2

2021-05-06 | ラテンアメリカ
(コロンビア要点) ・ デューケ政権が新たな大衆収奪の税制改革法案を議会に提出したことをきっかけに、4月下旬から反対闘争が急速に拡大した。労組、社会運動、野党が「全国ストライキ委員会」を結成し、4月28日から全国ストライキに入った。 / 全国ストが5日続いた5月2日、デューケは法案の撤回を発表せざるをえなくなった。だが、人民の側は、これまで無視してきた一連の人民の要求に政府が応えるまで全国ストを続けると表明。 ・ 一昨年秋の大闘争の後、労働者・人民の闘いは、コロナの影響もあっていったん低迷していたが、失業の増加と人民生活の悪化、元ゲリラ活動家殺害の横行、右翼的・暴力的支配などに対する人民の不満と怒りが高まり、昨秋から闘いの一定の高揚が持続していた。 / 反政府ゲリラとの和平協定(2016年締結)を遵守しようとしない右翼政府の姿勢と暴力支配の強化は、限界に達しようとしている。 (エクアドル要点) ・ 第1ラウンドで大きくリードし、世論調査でも一貫してリードしていたアラウスが、決選投票で逆転されて敗北したのはなぜか。まだ全面的とまではいかないが、いくつか論説が出ている。 / ヤク・ペレスによって先住民の多くが反アラウスに誘導されたことは早くから指摘されていたが、それに加えて、主要に、次の3点が語られている。モレノ政権による系統的なコレア派アラウス派への弾圧、系統的なメディア戦略、背後の米国の策動。 / 特に、アラウスの選挙活動期間が極度に切り縮められた下で、メディア戦略は重要なものであったようだ。系統的なフェイク・ニュースによって、人民の批判を浴びているモレノ政権の政策がコレア政権後半の政策の継承であるというウソが後半に広められ、それがある程度成功したという。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)ベネズエラ・ラテンアメリカ短報

2021-05-05 | ラテンアメリカ
 ベネズエラとラテンアメリカについて日本で報道されないさまざまなニュースや情報を短報の形で定期的に紹介することにしました。 【要点】 (ベネズエラ) ・ 米封鎖の下で、石油依存経済からの脱却を目指した取り組みが進んでいる。 / 「反封鎖法」が機能している。Venezuelanalysisによると、「新しい措置はここ数ヶ月で200以上のオファーを引き出したと伝えており、・・・最も多くの提案はロシア、中国、トルコ、イランからの個人投資家から来ている。ベネズエラは、ロシアなどの同盟国との協力関係を強化している。」(「反封鎖法」の目的が明瞭に現れていると思います) / 現在「経済特区」をつくる法案が議論されている。 ・ 「コミューン市」の創設(6月までに200つくる予定)と「全国コミューン議会」の創設の法が成立。コミューン国家実現へ向けてまた一歩大きく前進。 (キューバ) ・ キューバ(およびベネズエラ)に対する米封鎖の解除を要求する運動が、米国内も含めて、全世界的に高まっている。COVID-19への対応で、キューバが世界的に大きな貢献をしていることへの高い評価が、その背景としてある。 / 4月16~19日、第8回キューバ共産党大会。ラウル・カストロが退任。ディアスカネルが党第一書記長に。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)マドゥーロ大統領から世界の人民への公開書簡

2020-10-21 | ラテンアメリカ
米国によって苦しめられている国にベネズエラがある。経済封鎖、資産差し押さえ、繰り返されるクーデター策動とマドゥーロ政権打倒の数々の試みとベネズエラのマドゥーロ政権は闘っている。そのマドゥーロ大統領が10月2日にベネズエラのおかれている現状について世界の人民への書簡を発表した。 . . . 本文を読む
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(ボリビア連帯)ボリビアの選挙でのMASとルイス・アルセの勝利を祝う

2020-10-20 | ラテンアメリカ
 10月18日(日)に行われたボリビアの大統領選挙は、ルイス・アルセ候補を擁した社会主義運動MASが勝利した。複数の民間会社による出口調査の結果は、アルセ候補が52%以上の票を獲得し、勝利条件である①過半数獲得か、②40%以上の得票で2位候補に10%以上の差の①を満たしているので、決選投票をせずに勝利したことを示している。昨年11月に、米国と米州機構OASの煽動で「選挙不正疑惑」を煽り、右派と警察・軍による暴力とクーデターでモラレス大統領を亡命させた米国の干渉と介入は、1年を経てボリビア人民の圧倒的な支持の力で粉砕された。反動クーデターによって殺されたり傷つけられた人々に正義を取り戻した。私たちはまずはこのボリビア人民の勝利を心から祝う . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)トランプ政権による海賊行為を糾弾する

2020-08-15 | ラテンアメリカ
メディアによると米司法省は14日、イランがベネズエラに送った石油タンカー4隻を拿捕し、積んでいた石油を押収したと発表した。この海賊行為によって100万バレル以上の石油が強奪された。われわれはこの恥知らずの海賊行為を糾弾する。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)イランがベネズエラへガソリン供給

2020-07-19 | ラテンアメリカ
 5月24日から6月はじめにかけて、イランの5隻のタンカーがガソリン約50日分と石油精製に必要な希釈剤やスペアパーツをベネズエラに届けた。4月からカリブ海に展開している米海軍の艦船によって何らかの妨害活動があると想定されたが、5隻とも無事に到着した。それは、全世界の反米諸国・人民の連帯した力の勝利である。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)イランのタンカーがベネズエラに到着

2020-05-25 | ラテンアメリカ
イランのタンカー、ベネズエラに到着  米国の経済制裁、さらには米海軍による対麻薬作戦の宣言と海上封鎖のどう喝をはね除けて、イランからガソリンやアルキレートを運んだタンカー「フォーチュン」がベネズエラに到着した。ベネズエラは米国による経済制裁と戦うだけでなく、新型コロナウィルスとの闘いを続けている。この間、制裁によって希釈剤が入らず、原油を精製することができず、深刻なガソリン不足にあることが報じられていたが、米のどう喝によるロスネフチの撤退に変わってイランがベネズエラとの協力関係に入った。その最初のタンカーの入港は50日分のガソリンと製油工場稼働のための材料・部品をもたらした。あと4隻がベネズエラをめざしている。これらがベネズエラのガソリン危機と経済危機を緩和することを期待する。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)ベネズエラに対する失敗した侵攻作戦の続報

2020-05-05 | ラテンアメリカ
ベネズエラに対する失敗した侵攻作戦の続報  5月3日の傭兵によるベネズエラ侵攻作戦は失敗した。その後ベネズエラアナリシスが侵攻作戦の背後関係について暴露している。部隊がコロンビアから出撃し、コロンビアと海上威圧行動をしている米軍の支援を受けていることは明らかだが、ベネズエラアナリシスの記事はこの作戦がグアイド元国会議長らと米国の元グリーンベレーの民間軍事会社が結託して行ったこと、その費用は200億円以上であり米政府の関与なしにはあり得ないことを明らかにしている。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)ベネズエラへの傭兵部隊の侵攻攻撃を糾弾する

2020-05-04 | ラテンアメリカ
米国はベネズエラに対する侵略をやめろ  5月3日の未明に、コロンビアからの傭兵たちが高速艇でベネズエラへの侵攻を試み、ベネズエラ国軍や警察など警備当局に阻止された。AFPによれば8人が射殺され、捜索が続行されている。  この侵攻は明らかに米政府の直接の支援のもとにマドゥーロ政権の転覆と新しいクーデターを目指すものだ。米政府は何としても今年行われる国会議員選挙で米の手先であるグアイド派が多数派を失うことを阻止しようとしている。 . . . 本文を読む
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残虐非道の米トランプ政権! (その3)

2020-04-25 | ラテンアメリカ
世界中に医療支援・国際連帯を広げる中国・キューバ、妨害するトランプ  ほとんどのメディアは意図的に無視を決め込んでいるが、新型コロナ感染症(COVID-19)の感染爆発が起こった国々に、真っ先に手を差し伸べ医療支援を行ったのは社会主義国のキューバと中国である。「先進諸国」がこぞって何もできないでいる時に、中国とキューバは自国の苦境にも関わらず、いち早くイタリア、スペインへ(キューバは中国にも)、そして医療体制の脆弱な途上諸国へ惜しみない医療支援を開始した。こうした国際連帯・国際協力を「覇権主義」と呼んで罵倒し妨害に躍起になっているのが米トランプ政権である。 . . . 本文を読む
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残虐非道の米トランプ政権 (その2)

2020-04-21 | ラテンアメリカ
 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が全世界で猛威を振るう中、米トランプ政権は、自らの意に添わぬ国々への経済制裁・封鎖を強化し、戦争挑発さえ行っている。それはその国の人々の生活を極度の困難に陥れ、深刻な医療破壊をもたらしている。しかも、ほとんど知られていないが、実は米国による制裁・封鎖は、米医療産業複合体の中心である製薬独占企業(ビッグ・ファーマ)の利潤追求と世界市場拡大に結びついている。 . . . 本文を読む
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残虐非道の米トランプ政権! (その1)

2020-04-21 | ラテンアメリカ
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が世界中に広がり続けている中で、あろうことか、米トランプ政権は自国に逆らうキューバ、ベネズエラ、イランなどに対する戦争挑発を行い、経済・制裁封鎖を一段と強化している。 . . . 本文を読む
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(ベネズエラ連帯)ベネズエラでグアイドが国会議長を交代させられる

2020-01-07 | ラテンアメリカ
1月5日、ベネズエラで国民議会(国会)が開かれ、野党のルイス・パーラが新しい国民会議議長に選ばれた。「暫定大統領」を名乗り何度もクーデターを試みてきたグアイドとグアイド派は多数を制せず、グアイドは国民会議議長の職責を失った。 議会は野党が多数派である。しかし、国民生活を圧迫する米国の制裁を歓迎し、いつまで経ってもクーデターの試みをやめないグアイドに業を煮やして、昨年夏に少数野党が政府与党との対話に合意し、グアイド派から離反した。その後、グアイド派の腐敗に嫌気がさして親グアイドの強硬派である人民意思党など4つの政党からも離脱者がでたのだ。今年は議会選挙の年だ。グアイドから袂を分かった野党議員と政府与党議員が一緒に議会をリードし、議員選挙を実施し多数派を制すれば、米国や欧州が「議会の反対」を大義名分にマドゥーロ政権を独裁者と決めつけて制裁をしかけることができなくなる。その第1歩として、グアイドが「暫定大統領」の根拠とした国民会議議長職が交代させられたのだ。 . . . 本文を読む
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(チリ連帯)「不屈の民」「平和に生きる権利」は民衆の闘う歌でありつづけている

2019-12-20 | ラテンアメリカ
ネオリベラリズムに対して立ち上がったチリの民衆の中だけでなく、ラテンアメリカの闘う民衆の行動の中で、「不屈の民」(キラパジュン)「平和に生きる権利」(ビクトル・ハラ)などの歌は生き続けています。100万人を超えるチリの民衆の行動の中でみんなを鼓舞する闘う武器としてこれらの歌は歌われ続けています。 . . . 本文を読む
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