LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

(紹介) 日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯 /水曜デモ30周年 声明

2022-01-08 | 「慰安婦」問題
 日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯からリブ・イン・ピース9+25あてに水曜デモ30周年記念 第1525回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 声明書が送られてきました。  私たちの活動の励みになり勇気づけられる文書なので、この声明書を共有したいと思います。以下原文を紹介します。 ーーーーー 水曜デモが30周年を迎えました。 途方もない歳月、驚異的な旅程、信じられない時間です。 . . . 本文を読む

文喜相韓国国会議長の早稲田大学での講演について

2019-11-07 | 「慰安婦」問題
G20国会議長会議の出席のために日本を訪問中の文喜相[Mun Xisang]韓国国会議長は、11月5日、早稲田大学の特別講演の中で、「韓日の企業の自発的寄付金と国民寄付金、和解治癒財団の残余基金などで財源を工面し、強制徴用・『慰安婦』被害者に支給する内容の法案を準備する」との発言を行ったという報道がなされています。にわかには信じられないことですが、翌6日には「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が抗議声明を出しましたので、事実だと認めないわけにはいきません。3年前の蝋燭闘争と2年前の文在寅政権の誕生、そして昨年の大法院の徴用工裁判の判決。それらがまったくなかったかのような文喜相国会議長の発言は、文在寅政権の一連の後退現象の一つなのでしょうか。それとも「先の天皇(現上皇)が一言謝罪すれば問題は解決する。」との特異な発言をする文議長の個人的な問題なのでしょうか。事態の理解の一助になると思いますので、6日に発表された「正義連」の抗議声明を以下に紹介します。 . . . 本文を読む

日本軍「慰安婦」問題への暴言で、松井大阪市長に抗議と撤回を申し入れ(8月9日)

2019-08-10 | 「慰安婦」問題
各地で、「表現の不自由展・その後」中止に対して、河村市長、菅官房長官、松井大阪市長、吉村大阪府知事に対する批判が広がっていますが、大阪でも松井大阪市長に対する抗議と謝罪を求める声明が日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークの呼びかけで80団体が賛同して行われています。リブインピース9+25も賛同しました。声明は8月9日に大阪市役所において提出されました。(松井市長は出てきませんでした)。その後、夕刻からは大阪市役所前で「抗議のスタンディング」が行われました。 . . . 本文を読む

「挺対協」と「正義記憶財団」が統合した「正義連」が船出

2018-07-18 | 「慰安婦」問題
金学順(Kim Haksun)ハルモニが勇気ある告白をされる1年前の1990年に結成され、その後28年間、日本軍性奴隷制問題の解決をめざす運動の中心的一翼を担い続けてきた「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」と、2015年の日韓闇合意を契機として翌年に結成された「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団」が、7月16日に統合されて「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が発足しました。情勢の変化と運動の発展に即した両組織の統合によって、日本軍性奴隷制問題解決のための運動は、新しいステージに昇ったように思います。「正義連」の船出に当たり、その経過と意義について述べた文書が、「挺対協」のホーム・ページに掲載されていますので、以下翻訳して紹介します。(老古子) . . . 本文を読む

金学順さんは「me too」運動の先駆け~第15回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議報告

2018-04-13 | 「慰安婦」問題
「日韓合意」後2回目、韓国の新方針後初めてのアジア連帯会議が、韓国ソウルにて3月7日~9日まで行われました。「共に平和に」というテーマを掲げ、国際女性デーの3月8日をはさんで開催されました。この会議は1992年に始まり、今回で15回になります。アジア各国の被害者と支援団体が一堂に会し、「慰安婦」問題解決のための共同行動を議論して決議をあげ、日本政府や各国政府、国際機関への要求を出してきました。1.会議名が「慰安婦」から性奴隷へ 「従軍慰安婦」問題として大きく認知された時期である、第二回連帯会議の時に議論して、本質的には性奴隷制問題、英語ではSexual Slavery(性奴隷)と使っているが、日本軍が「慰安婦」という言葉を使った犯罪性を歴史の中に残すべきだ、被害者を性奴隷被害者と紹介するのに当時は被害者自身が抵抗したので、自ら従ったという意味の「従軍」ではなく日本軍「慰安婦」問題としてきました。日本の運動の立場ですれば、日本軍「慰安婦」問題という呼び名でも社会には受け入れられていない状況の中、性奴隷を使うことで一般世論から一層、運動がかけ離れる危惧があります。 しかし、日本政府は「日韓合意」の裏合意で、性奴隷という言葉を使わせないと約束させ、国連の場でも非常に高圧的にこの問題の本質を否定しています。だからこそ本質がなんなのか幾度となく問うていかなければなりません . . . 本文を読む

第15回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議 決議および行動計画

2018-04-13 | 「慰安婦」問題
「第15回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議 決議および行動計画」を紹介します。私たちは、「実現されない正義、日本軍性奴隷制問題解決のために」というテーマで、2018年3月7日から9日までソウルで、第15回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議を開催した。中国の陳連村、インドネシアのヌライニ、ジャヘラン、韓国の吉元玉ら生存者と、東ティモール、インドネシア、中国、フィリピン、韓国、台湾、日本など、長きにわたり日本軍性奴隷制問題解決のため努力してきたアジア地域の活動家が参加した。また今回の会議には、アジア地域だけでなくニュージーランド、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなど、世界各国で共に声をあげている活動家たちも参加した。・・・日本政府は依然として、日本軍「慰安婦」問題が「性奴隷制」であるという、犯罪の本質と強制性を否定する主張を続けている。これは、被害者の証言と歴史的事実、そして国際社会で確認され共有された認識を否定することに他ならない。また、平和の碑の建立やユネスコ世界記憶遺産への登録、歴史教科書の記述を通して日本軍性奴隷制の歴史を記憶し、被害者の勇敢な闘いを継承しようとする世界市民の努力を妨害する、あらゆる圧力を加えている。 よって、私たちは、第15回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議の名で、次のように要求する。 . . . 本文を読む

緊急! 声明への賛同をお願いいたします

2018-02-08 | 「慰安婦」問題
# 声明  「日韓合意」は解決ではない 政府は加害責任を果たせ 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動は、韓国政府が2015年の日韓合意について発表した検証結果と新方針について、以下のような声明を出しました。これに団体および個人の賛同を集めて政府に提出したいと考えています。賛同は以下のフォームで受け付けています。締めきり2月末日https://goo.gl/forms/rP4xrRgGED3CinjW2 . . . 本文を読む

第1回日本軍「慰安婦」博物館会議が開催~日本政府は事実を消そうとしても被害者の声を伝えることは止めることは出来ないだろう

2017-04-11 | 「慰安婦」問題
第1回日本軍「慰安婦」博物館会議が開催日本政府は事実を消そうとしても被害者の声を伝えることは止めることは出来ないだろう日韓政府間「合意」後、性奴隷制度ではないと事実を歪曲した発言や、まるで「合意」が政府間の約束事のように菅官房長官など政府による歪曲した発言が浸透し、まるで韓国が約束を破っているかのような世論操作が成されています。しかし約束というなら、河野談話の「われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する」という国際的な約束を破っているのはどちらかは明白です。とはいえ、極右の台頭は激しく、この3月にも大阪・吹田市議会で「慰安婦像の設置反対と即時撤去を求める意見書」が可決されました。去年はアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)に爆破予告も送られてきました。そういう中で、4月1日に東京で第1回日本軍「慰安婦」博物館会議が行われました。 . . . 本文を読む

映画紹介 クィヒャン(鬼郷)

2017-04-10 | 「慰安婦」問題
涙なくして見られない映画とはこの映画を指すのだろう。 日帝植民地下でも家族で平和に暮らしていたが、いきなり日本兵が家にやってきて15才にならない少女を連れて行く。その被害状況は証言で聴いたそのものだった。そして現在を生きるハルモニが金学順さんの名乗りを上げられたニュースを見ている。その現在と過去を巫女見習いのような少女が繋いでいく。 過去と現在が交差して、今を生きるハルモニと、過去の情景として家族と引き裂かれ、おぞましい被害を受けている少女とが、今を生きる少女が媒介になって、結びつき、今の問題だと訴えかけている。 . . . 本文を読む

7/31(日)@カフェ 日本軍「慰安婦」問題の真の解決をあきらめない~被害者不在の日韓「合意」で解決にしていいの?~

2016-07-13 | 「慰安婦」問題
──アジア連帯会議報告を兼ねて(※)── 日時:7月31日(日)13:30~16:30場所:西成区民センター(地下鉄「岸里」すぐ・地下鉄・南海「天下茶屋」5分)昨年末の12月28日に、日本政府は韓国政府と日本軍「慰安婦」問題について「合意」しました。しかし、その「合意」の内容は、加害国が加害事実を認めず、しかも「最終的かつ不可逆的解決」だと言い切るものです。それは加害者としてふさわしい態度でしょうか? 日本は加害者の居直りを礼賛する社会になってしまっています。私たちは日本の社会を支える市民として、この問題にどう向き合うか問われているのではないでしょうか。 . . . 本文を読む

日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団設立

2016-06-10 | 「慰安婦」問題
日韓「合意」の無効化を求める「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」が中心となり、「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団」が6月9日に設立しました。「合意」は加害国である日本政府が「最終的かつ不可逆的に解決した」と、この問題をなかったことにする許し難いものです。日本の市民として許せないです。それに対抗するための韓国の市民たちが作った「正義記憶財団」の設立宣言文を紹介します。日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団設立宣言文 子どもたちは平和な世界で暮らさなければなりません。そのために私は今もここに立っています。毎週水曜日には街頭に立ち、遠い国まで問題を知らせに行きます。日本政府に求めているのは、お腹がすいたからご飯をくれと言っているのではありません。私は日本政府に、歴史の真実を公開し、正直に間違いを認め、公式謝罪し法的賠償することを要求しました。再び戦争をしてはならないと要求しました。だからこそ、12月28日、胸が痛かったのです。 -吉元玉ハルモニ- . . . 本文を読む

韓国野党第1党党首、日本軍「慰安婦」問題で重大背信発言

2016-04-29 | 「慰安婦」問題
韓国の野党「トブロ(共に)民主党」は、去る4月14日の総選挙で123議席を獲得して第1党の座を獲得しました。与党「セヌリ(新しい世)党」は、122議席に止まり、少数与党に転落しました。韓国の働く人々(勤労人民)は、現政権に厳しい審判を下し、政治の転換を野党に託したのでした。ところが事もあろうに、その野党第1党の党首が、総選挙から1カ月も経たない4月26日に、別所浩郎在日本大使と面談し、「慰安婦被害者問題と関連した韓日合意を早く履行すべき」との発言を行ったと言います。 これは、日本軍「慰安婦」被害者ハルモニに対する重大な背信行為であり、韓国「挺対協」は、直ちに糾弾声明を発表しました。 . . . 本文を読む

2/5外務省抗議行動、緊急シンポ“日韓政府間「合意」で解決になるのか!?”に参加(3)

2016-02-26 | 「慰安婦」問題
緊急シンポジウム“日韓政府間「合意」で解決になるのか!?”「今回の日韓政府韓談合は性暴力事件で行為事実の心からのお詫びがなく、再発防止を何も約束しないもとで受け入れろと強要しているものです。 もし自分が被害者だったらどうですか? 法的責任は終わったと再び植民地化しようとしているのです。」 「憲法裁判所の前に戻った違憲状態に戻ったといいます。法律家として何かしなければとは思います。 両外相の声明が両方違うものです。 電話会談で、安倍首相が何を発言して朴槿恵大統領が何を言ったのか確認する必要があります。 韓国の裁判所で日本政府に対して補償をもとめる裁判。正式な裁判になって審議が始まったばかり。 この声明は曖昧なもの。外務省でも質問したが、政府同士の話が違う。そこを確認したうえで動いていこうと思います」 「被害者が合意を受け入れたという報道があることについて。 昨日(2/4)外交省が記者発表しました。国内にいる18人に会って説明したというのです。すでに意志を公表していたり、意思疎通できなかったり、身分が明らかになるのが嫌な被害者以外にあたったそうです。そのうち14人肯定的4人否定的だといいます。しかし被害者本人が意思表明したのは3人だけ。それ以外は保護者・家族経由の意思表明です。本人が意思表明した3人のうち1人は「私は絶対許すことは出来ない」とおっしゃった。だとしたら当事者では2人しか「合意」に肯定的な見方を示したというのが真実です。」 簡単にこの運動の火は消えませんこの『合意』は国際法的には条約ではありません。 . . . 本文を読む

2/5外務省抗議行動、緊急シンポ“日韓政府間「合意」で解決になるのか!?”に参加(2)

2016-02-25 | 「慰安婦」問題
外務省交渉 抗議声明を提出して代表団が帰っていました。その第一声が梁澄子さんの「日本政府は何も考えていません!」でした。「日本の市民として恥ずかしいと伝えました」。抗議声明への賛同は171団体、個人約1900筆集まり、提出しました。そして今回来日した韓国の研究者二人も交渉に参加されました。外務省から出てきたのは地域政策課、東北アジア課の人間でした。「彼らは被害者が受け入れられる解決が本当の解決に共感しているといいながら、日韓のとげとしてあるこの問題を日韓正常化50年の年に解決させたいという日韓両首脳の政治的意図を反映させたものだというのです」そして「合意後に何をしているのか」と問うと、絶句して、フォローアップは何も考えていない、何もしていないことが明らかになりました。「財団を造って韓国政府がするというので協力していく」と言って、韓国に押し付けて安心しています。加害者なのに傍観者です。「加害国がしなければならないことを被害国に押し付けているのは恥ずかしいと言いました」と梁澄子さん。「明らかに韓国政府に丸投げしている」ことに憤りを覚えました。 . . . 本文を読む

2/5外務省抗議行動、緊急シンポ“日韓政府間「合意」で解決になるのか!?”に参加(1)

2016-02-22 | 「慰安婦」問題
外務省抗議行動   2月5日に外務省抗議行動、及び緊急シンポジウム“日韓政府間「合意」で解決になるのか!?”に参加してきました。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の呼びかけです。 まず、11時に外務省前に100名結集しました。代表団が緊急に取り組んだ請願署名を提出し、交渉を行っている間、外で抗議集会を行いました。「日韓合意を許さないぞ!」、「被害者不在を許さないぞ!」、「強制連行認めろ!」、「性奴隷だったと認めろ!」「10億円で被害者を侮辱するな!」と怒りの声を上げました。 . . . 本文を読む