Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

ふたたび

2021-01-11 11:37:00 | 日記
緊急事態宣言 ふたたび。

極力外出しないようにとは頭ではわかっちゃいるけど
見ないと後悔するであろう展覧会に行ってきた。

東京ステーションギャラリー
河鍋暁斎の底力

下絵中心の展示ですが
その画力と描くことに対する執着と観察力
指導熱心な様子に圧倒される。
馬鹿馬鹿しい絵巻もあれば人が朽ち果てて行く様を描いたもの
美人画の端に突然なんの脈略もなくうさぎの頭が書いてあったり
おそらく弟子に指導を請われて手本を書いたもの。
下絵でこれだけ見応えがあって楽しいとは。

翌日は
ゆいの森あらかわ
ぜんぶ、堀内誠一展

ゆいの森あらかわは、3年ほど前に開館した区立の図書館。
ごあいさつに寄せられた娘さんの言葉で、以下に丁寧に企画された展示なのかが伝わる。
ロビーには所縁のある作家の作品が展示。
谷川俊太郎訳「マザーグースのうた」発見。
この本を初めて読んだのは高校の図書館。
柔らかいけど少し毒気を含んだような絵に惹きつけられた。
(というかマザーグース自体がそういう作品ではあるけど)
3F展示室には原画の数々、中には書き直して不採用となった原画も。
見覚えのある絵本、初めて見るタッチの作品
こんなに楽しい展示を無料で見させてくれて
ありがとう荒川区😊

大手を振って美展だライブだと出かけられるようになるまでには
まだまだ時間がかかりそう。
どなた様もどうか、健やかに。

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