Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

なべのなおしだい

2019-01-30 22:45:00 | 日記
年明け間もなくにオイルヒーターに不具合が発生いたしまして。
電源プラグが割れてしまったためメーカーさんのHPから問い合わせをして
修理をしていただくことに。
実は前にも同じ故障がありましてね。

「時間切れ」
「ただいま」

前回の修理の際は、集荷をした配送業者さんで梱包してメーカーさんに送ってもらっていましたが、システムが多少変わったようで、メーカーさんから送ってもらった箱に梱包して、集荷してもらうという手順。
色々行き違いがありましてだいぶ配送業者さんにはご迷惑おかけいたしましたが
何とか修理は完了して、一週間ほどでヒーター帰還。
代引き配送で修理代を支払って箱から出した。
割れてた電源プラグはキレイなものに交換されていました、が、
プラグを巻き付けて収納する部分が、中に減り込むような形で
バッキリと割れていてhi
これこのまま使って大丈夫?と
写真を撮り、メールに添付してメーカーさんに問い合わせたら
「もう一度お預かりします!」との回答。
そのまま梱包し直して再度メーカー送り。
点検していただいたところ、オイル漏れもあったようで
新品交換していただくことになりました。

同型商品は既に生産販売が終了しているので、後継モデルを届けていただきました。


小さい頃に読んだヨーロッパのおとぎ話で
「なべのなおしだい」というお話がありました。

山の麓に住むケチなおかみさんのもとに
山奥の村の女が祭りで使うなべを借りにきました。

「山の村の連中はきれい好きだから、なべをきれいにして返してくれるに違いない」
おかみさんはわざと穴の開いたなべを貸しました。

数日して、なべは思った通り穴も塞がれ、きれいになって返されました。

さっそくおかみさんは帰ってきたなべで牛乳を温めましたが、あっという間に真っ黒焦げ。
何度も洗って、何度もやり直しても牛乳はすぐに焦げてしまいました。
「ああ、こんなにたくさん牛乳を焦がしてしまって大損だ!」
泣きだすおかみさんを見て、笑いながら現れたのは
村の女に姿を変えてなべを借りに来た山の妖精。

「なべの直し代だよ」
と言って山に帰っていきました。


というお話。

この度の修理はいろいろと紆余曲折あったもので
何だかこのお話を思い出してしまったのですよ。
もちろん難癖をつけたわけでもなく、わざと壊したわけもないですし。

ワタシはケチなおかみさんではない、



思いたい。…(-_-;)


メ―カーさんのご厚意本当に感謝いたします。<(_ _)>
コメント
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