Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

夜の公園

2014-07-06 08:30:00 | 日記
絶賛開催中の「台北 国立故宮博物院展」
噂の翠玉白菜は仕事上がりで観に行こうと思っていましたが、
月曜日はライブ、火・水は所用で観に行けず、木曜日は16時の時点で180分待ちという激込みで断念。
この土日は主人が留守なので、週末の夕方を狙っていくことにしました。
14時過ぎに家を出て、徒歩で上野まで。てもみんで全身ガッツリほぐしてもらった後国立博物館へ。待ち時間50分。よし。
列はスイスイと進み、実際30分くらいで白菜とご対面。
天然の色彩のなせる業、見事の一言に尽きます。芯に近い部分の淡いクリーム色から透明感のある白、葉先の緑の入り方が美しい。よく見ると、キリギリスとイナゴがとまっている。
虫は多産を意味するもので、18~19世紀にあるお后(名前忘れた)のお嫁入り道具として作られたものらしいということ。100年を超えてのこの輝き、本当にすごい。

白菜の後は平成館に移り、本展の観覧。さすがにこの時間は人も少なく、観たいものがじっくり見れました。ついでにと言っては何ですが、1階に展示されていた伊能忠敬の日本図も観てきました。これも本当にお見事!

博物館を出たのは19時半過ぎ。電車で帰ろうと上野公園を横切る。
ライトアップというほど派手ではないけど、園内施設各所に照明が当てられて、静かでキレイ。


数百メートル先の上野の喧騒とは切り離されたような静けさ。桜並木の下では、お酒とつまみを持ち寄って呑みながら静かに語り合うグループがちらほら。賑やかな花見の一方、こういう外呑みもたまにはいい。
こんな時間に公園を歩くというのもなかなかないけど、夕涼みがてら出掛けてみるのもいいかな。