朝、冷蔵庫を開けるとヨモギさんがトタタタっと走り寄ってきます。
ヨーグルトの登場を察知して。カンが鋭い。（；＾＿＾Ａ）
しかし、先生に重々注意をいただいて以来1ヶ月
療法食以外はあげていません。
大好物の出現に興奮のあまり喉はグルグル
クエスチョンマーク型に立ったしっぽはプルプル
そして「ちょうだい～～！！」と私の脚にスリスリ。
でもこれはワタシの朝食。キミにはあげられないのだよ。
「ちっ」という顔で、ソファーの上でじっと我慢。
そう言えば、あの猫たちはどうしたかなあ。
先月事務所の社長から聞いた話。
系列会社の構内で、お盆休み中にはいり込んだ野良さんが
5匹ほど仔猫を産んでいたとのこと。
母猫は日中近所を徘徊して、夜だけ戻ってきている様で
休み明けに出社してきた社員さんが見つけたときは
子供たちだけだったそうです。
猛暑の真っ只中でだいぶ弱っていたらしく
1匹は保護した翌日に虹の橋を渡ってしまいました。
日中は段ボール箱に入れて涼しい事務所で保護
夜にやってくる母猫のために終業時に箱を外に出しておく。
会社でできるのはこれが精一杯。
おなかがすいている仔猫たちに牛乳をあげていたそうなんですが
「牛乳ってあげちゃだめなんだってね」
社長（本社役員兼務）は、本社で誰かに聞いたらしい。
ワタシも牛乳と聞いた瞬間に”あっ”という顔になってしまった。
（＾＾；）ゞ
そう、牛乳は脂肪分もカロリーも猫にとっては高すぎる上に
消化できない成分が含まれているので
あげるのはあまり好ましくないのです。
ヨーグルトなどは加工の段階で成分が分解されているので
食べても大丈夫だそうなんですけどね。
”牛乳禁止”の電話を系列会社にいれたら
その日の朝に、仔猫たちは箱ごと消えていたそうです。
誰かが保護してくれたのならいいけど
最近は変なことも多いからね。
いい飼い主さんにめぐり合って
虹の橋を渡った兄弟猫の分も幸せになってくれることを祈ります。
ヨモちゃん、ウチの子になって幸せ？？？
