Turedure Lilax Diary

「徒然」―何もする事が無くて、どう時間を過ごしたらよいのかと思うこと、様子。(三省堂 新明解国語辞典)

太郎さんと敏子さんに会ってきた

2006-07-08 20:06:16 | 日記

今日は主人と汐留・日本テレビ構内にて公開中の
岡本太郎「明日の神話」を見に行ってきました。
私自身は岡本太郎さんの作品にはそれほど興味は無かったのですが
主人が太郎さんのファンで、一度青山の岡本太郎記念館へ同行したことがありまして。
そのときに行われていた、太郎さんのパートナー・岡本敏子さん(写真右)の講演を見て以来、私はむしろ敏子さんのファンになりました。
仕草や表情が太郎さんにとてもよく似ていて、本当にチャーミングな人。
このときも「明日の神話」の捜索・修復について、とても熱っぽく嬉しそうに、目をキラキラさせてお話していました。

「明日の神話」はその大きさもさることながら、ただただ圧倒されました。
描かれているものが「死」「破壊」「争い」といったものであるにもかかわらず、暗さ重さを全く感じさせず、物凄い生命力に溢れているのです。
色遣い、描かれた線の迷いのなさ。全体から、描かれたパーツそれぞれから発せられる訳のわからないエネルギー。「見る」というより「体験する」壁画といったほうが正しいかもしれません。

残念ながら敏子さんは昨年の春に太郎さんのもとに旅立ってしまいましたが、壁画を眺めるかのように2人の写真が配してあり、その敏子さんの表情の素敵なこと!

8月末までの展示です。
http://www.ntv.co.jp/asunoshinwa/index.html


コメント (4)
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