A-an的酒の飲み方 （ビール編）

最初に言っておく！

お酒は二十歳になってから！

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あるバイトがこんなことを言っていた。

「ビールって何がおいしいのか分かんないです」

まあ、飲みなれてないだろうし
理由も分かるけど一応聞いてみた。

「だって苦いだけじゃないですか。
　Anさんはビールって飲みますか」
「うん、好きだよ」
「おいしそうに飲む人が信じられないです」

そんな風に言っていたのでこのバイトには教えておいた。
A-an的なビールの飲み方を。

【ビールは舌で味わうのではなく、喉ゴシを楽しむ】
　
「ビールは知っての通り苦いでしょ、でも理由があって、
　喉ゴシを楽しむために苦味があるんだよ。
　勢い良く飲み込んで、飲み終わった後に息を吐き出す。
　このときに苦味を効かせたキリッとした後味が口の中をスッキリさせる。
　ジュースを飲むみたいに口の中で味わうとビールの苦味と炭酸で舌が痺れるし、
　コーラみたいに甘みのあるものだと後味がベタついてキレが悪くなるからね」
「へ～」
「口の中がスッキリするから、焼肉とかの油の強い物を食べた後とか、
　俺はクラッカーや食パン、後はアーモンドやクルミをつまみにするのも好きかな」

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こんなことを高校生のアルバイトに話してしまいました（マテ

しかし、ビールって飲むとお腹が膨れるから量は飲めないんですよね。
生ビールならグラス一杯で十分だし、缶は３５０mlでも余らせてしまうし。
いくらでも飲める人が不思議でしょうがないんですが。
どうなんですか掛府さん？