館を探索するホラーゲーム。
2パートに別れており、探索パートではプレイヤーが館内を探索する。最初は入口しか無いが、探索を進めると徐々に館の構造がわかってくる。
この探索では次々に起きる怪奇現象にめげることなくアイテム集めをして、来たる怪異パートに備えることとなる。
館を探索しているといろいろな現象が起きる(たいていロクでもない)。そうこうしているうちに裏切り者が発生する。何が起きるかは実に50パターンもある。
俺が裏切り者になった(*´Д`)
「じゃあ、これの30番のところを読んで下さい。あっちの方で」
裏切り者の書を手渡され、部屋の端っこのほうに行くことを指示される。裏切り者とその他のプレイヤーはそれぞれ何が起きたか説明書を読むことになる。裏切り者以外のプレイヤーは同時に今後の作戦タイム。裏切り者の俺は部屋の隅っこで孤独に読む。どうやら俺はヴァンパイアになったらしい。夜明けまでに全員殺すか仲間にすると俺の勝ちだ。いいね、ヴァンパイア。大好き。
怪異パートでは裏切り者と他プレイヤーのガチの勝負。これがまた良いバランスで、かつホラーの風味満点で良い。お互いに勝利条件や特殊ルールを知らないということが、雰囲気を盛り上げる。「なんであれ動かないんだ?」とか知らないが故の疑問が生じる。
プレイヤー間の結束が強くなるほど裏切り者は疎外感が出るw 敵だからそうなんだけど。
「それはあれだから、あれですよ」とか、代名詞ばっかりのプレイヤーの会話も面白い。
ネタバレにもなるから詳しくは書かないが、結局プレイヤーが一人生き残り、プレイヤー側の勝利に終わった。結果は残念だが、人を自分の方に呼び寄せるベルを駆使し、充分に恐怖を振りまいたからわりと満足。またやってみたい。