Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

Reel Affirmations Film Festival

2005-09-30 | Gay, Lesbian rights
来月、10月13日から22日までWashington DC で第15回ゲイ・レズビアンフィルムフェスティバルが行われる。

詳しくはこちら↓
http://www.reelaffirmations.org/filmfest/index.cfm

試験真っ最中にもかかわらず、10月15日、16日に行ってみようと思う。
さっそくチケットを予約した。

初めてのゲイ・レズビアン映画祭。とっても楽しみ。

うれしい出来事

2005-09-22 | 自分のこと
先週ドキドキしながらGLBTオフィスにいた時のこと。

ばったり知り合いに会ってしまった。
障害を持つ学生のサポートをしているWinさん。
入学当初から仲良くなり、入学当時はご飯を食べに行ったりしたこともある知り合いだが、もちろん彼は私のセクシャリティなど知るよしもなく、GLBTオフィスにいた私を見て、ちょっとびっくりした様子。

「どうしたの?」とちょっと怪訝そうな顔で尋ねられた。
「別に」と答えたが、彼がオフィスを出たあと私はちょっと凹んだ。
「彼はきっと私がレズビアンだってわかったよね。だからびっくりしたんだよね」
と担当者のRicさんに言うと、

「彼は僕の友達だから大丈夫。それにここにはいろんな人がくるんだから・・・」
といわれたものの、
今度会ったとき、私はどう接すればいいんだろう?彼はどんな態度で接してくるのだろうってちょっと心配していた。

そして昨日、ばったり彼に会うと、
私の顔を見るなり、「ハグさせて」って言って、
思いっきりハグしてくれた。

とってもうれしかった。
カムアウトしてよかった。
ありのままの自分を受け入れてくれた人がここにもいた。

今日彼に会ったので、今度は私が「ハグさせて」ってお願いした。

旅のはじまり

2005-09-17 | 自分のこと
今日、やっとスタートラインにたったような気がする。
これからセクシャルマイノリティとしての新たな旅が始まるんだ。

大学のLGBT担当者はとてもFreindlyな男性だ。もちろん彼はゲイ。
これまで誰にも語ったことがなかった私のプライベートなことを全部話せた。
子どものときから違和感を感じて生きてきたこと、彼女と暮らしてきたこと、別れたこと、クリスチャンとレズビアンの狭間で悩んできたこと・・・。

そのすべてを理解してくれた。
こんなに楽に話せたのは初めてだった。辛かったことなどを語りながら思わず泣いてしまった。そして思いきっり泣いたからか、すべてを受け止めてもらった気がして吹っ切れた。

ひと通り話し終わると、彼はさっそく私に年代が近くゲイをオープンにしているスタッフを紹介してくれた。
さらにいろんな情報を教えてくれて、今夜5時と8時に「Trans Generation」という映画会をやるから来ないかと誘われた。
もっとたくさんの人を紹介してあげられるよって言われたけど、あれよあれよという間にいろんな人に会ってちょっと困惑気味の私はその場で「Yes」と言えなかった。

でもしばらく時間が経って冷静になると、ちょっと行ってみたい気になった。せっかくの機会だし、どんな人たちが来るのか行かなきゃわからんと思い立った。

夜8時からの映画会、すでに25~6名の学生、スタッフが集まっていた。
映画は4人のトランスセクシャルの学生のドキュメンタリー。家族や友人との関係を背景に彼らのつらい思いや悩み、そして彼らの決断がひしひしと伝わってくる内容だった。集まっているメンバーもみんな何がしか同じような思いや悩みを抱えているからこそ映画の中の主人公の思いに共感できる。

そして映画が終わったあとにまた別のスタッフを紹介してもらう。
こうやってひとりまたひとりと新たな人たちに会って、少しずつコミュニティの中に入っていくのだろう。

始めての集まり。でも私はここにいていいんだと実感した。
それだけでとても気持ちが楽になった。
私はこのコミュニティにいていいんだと・・・

今日から私のあらたな旅がはじまる

LGBTオフィス

2005-09-15 | 自分のこと
昨日、大学のLGBT担当者に面会のアポをとるためにちょっと立ち寄ったLGBT
オフィス。

少しずつだがクローゼットから外の世界へ一歩を踏み出したような実感。
オフィスへ立ち寄ることにもそんなに違和感を感じなかった。何かが吹っ切れたのか?

担当者とは金曜日にもう少し詳しく話しができそうだ。ちょっと楽しみ。
時間の約束をして、さて帰ろうかしらと思ったら、

「ちょっと練習だからみんなに会ってみない?」と言われ、

ここまで来てそのまま帰るのもなんだしと思って、オフィスの奥にいくと・・・。

5~6人の学生がいた。そして自己紹介。

なんかすごい違和感。
なんなんだこれは・・・・


年齢差
みんな若い。二十歳前後。
そりゃそうだ、学生なんだから・・・

そして懐かしい学生時代の部室のような雰囲気。


私、すごいおばさんなんですけど・・・

はっ~ 違う意味ですごい凹んだ。

これからどうなることやら、私のカミングアウト

Gay & Lesbian Athletics Foundation

2005-09-11 | GL rights in sport
LGBTアスリートのための団体。
リンク先はこちら↓
http://glaf.org/about.html

国際会議も定期的に開催され、同性愛競技者のためのコミュニティの場とスポーツにおけるLGBT競技者をとりまくスポーツ環境をよりよくしようと動いている。2006年の会議に参加してみようかなと思っている。
確かにスポーツ界でのホモフォビアはひどいですからね。
日本ではLGBTが表面化していないから、このような団体ができてもその存在意義が明確にならないのだろうなと思ったりもする。

最初の一歩

2005-09-02 | 自分のこと
自分のセクシャリティについてカウンセラーと会って話すようになって3週間がたった。そろそろ最初の一歩を踏み出してみようと思う。

私が最初にカウンセラーに相談してみようと思ったきっかけは、ある意味カミングアウトの練習みたいもの。
それまで私は誰にも自分のセクシャリティについて話したことがなかった。日本でもアメリカでもクローゼットの奥の奥のずっ~と奥にいた。
でもいろいろ考えるようになって、どうすれば自分のセクシャリティをオープンにできるのか相談するには誰がいいだろうと考えたときに、思いついたのが大学のカウンセラー。

カウンセラーに自分のことを話すようになって、これまで自分がどんなことで傷ついてきたのか。またこれから自分がどうしたいのかが整理されてきた。

アメリカでは同性愛者が自分たちの権利を主張するようになり、ようやくここ10年くらいに同性愛がオープンになってきたという。
もちろんまだ理解のない人もたくさんいるが・・・
それでもTVや映画でもゲイのキャラクターは普通にでてくるし、クラスでも当たり前のようにゲイについての話題になる。
オープンになることがかえってつらかったりした。
クラスや友人との会話で同性愛が話題になるたびに、自分自身を隠して発言したり、ホモフォビアの意見に対して反論できず悲しい思いをしたり・・・

そんなことをカウンセラーに話していくにつれ、そろそろクローゼットのドアを開けてみようかなと思うようになった。そして何かあったらカウンセラーに相談すればいいと、私のカミングアウトをサポートしてくれるという。そういう点ではアメリカでカミングアウトする方が楽かもしれない。

ようやく一歩を踏み出す決意ができた。
ほんとの意味でのカミングアウトはまだまだだけど、まずは学校のLGBTオフィスの担当者に会う。
そして同じセクシャリティの学生たちと会って話しをすることなる。
それが私にとっての最初の一歩。
そうやっていろんな人と会って話しをして、問題を共有できるといいなと思う。

そして少しずつ周りの友人にカミングアウトできればいいなと思っている。