Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

私という存在

2005-07-25 | 自分のこと
私は私であって、他の誰でもない。私という存在は私しかないのだ。

人と違う自分を隠すために自分を押し殺してきた結果、誰かに何か言われるたびに”自分自身”が揺らぐ。
人に合わせることが習い性となっていたのだろう。

そんな自分にself-efficacy(自己効力感)やself-esteem(自尊心)なんか微塵も存在しなかった。
何かをするときに自分はできるんだと思えるわけがない。自分自身が自分を信じることができるわけがない。
自尊心なんかこれっぽちもなかった。

でも今はちょっと違う。
私という存在を認めることができるようになってきた。
違うなら違うでいいじゃないか。そんな自分もありだよ。
人になんと思われようと、自分は自分なのだから・・・。

日本にいるときは、自分を隠して周りとうまく歩調を合わせ、自分と周囲とのかかわりに適当な間隔をおいておけば、
何の問題もなく生きていけた。

でもアメリカではそうはいかない。
”自分”を主張していかないとやっていけない。”自分”のことは”自分”で守らないと・・・。
人とのかかわりの中で否が応でも”自分”を見つめさせられる。
違うなら違うでいいから、自分を主張することを求められる。

自分を認めて、信じること。

そんなことがどうして今までできなかったのだろうと思う。

自分が他の人とちょっと違う存在であることを認めると、社会の方が違って見えてくる。
それは社会の方がおかしいんじゃないの?って。

マイノリティであっても生きる権利、人間の尊厳があるのだから。