地域通貨を始めたい方に(地域通貨千夜一夜物語)

1999.2.14からの経験を基に、コミュニティービジネスとして地域通貨(LETS)導入のお手伝いをします。

住民提案の生活再建復興計画

2011-11-10 13:56:12 | Weblog
被災した人たちに、弾性の限界を感じる。頑張る限界がある。
地域通貨、座・ハイカラを経由して知り合った被災した人たち、最初は呆然としていました。そしてこれではいかんと頑張りだした。被災したのになんでこんなに元気なのだろうと、支援に行った人たちが元気をもらって帰って来た。これも半年までではないでしょうか。

以後元気を保ち続けている人は、先に希望の灯を見出した人のようです。わかめ漁師の畠山さんは、船と船外機、加工場用のプレハブを手に入れて、来年3月収穫のワカメの種付けが出来た。支援する仲間は、来年のワカメを先払いで予約した。勿論例年の収量は期待できなくても希望の灯を見ることが出来た。俺の前歯も津波で持って行かれたと、前歯の抜けた口で元気です。

しかし、多くの方は闇の先の灯を見出すことが出来ないでいる。見通しとまで言わなくても、灯さえ見えれば元気になれる。国の施策、県の施策、市町村の施策、第三次補正予算、と手順は踏まれているが、現地から見るとあまりにも遅い。流失してしまった道路を復旧するのか付け替えるのかも決まっていない。住民は道普請で勝手に道路を作って使っている。住民から見ると、灯が見えないことで棄民されたと感じてしまう。そして元気を失ってしまう。体調を崩す。

住民の方から行政の施策を迎えに行こうと思う。作りたい町、生活を設計してこれでやって行きたい、支援してほしいと、行政を迎えに行こうと思う。

突然脈略なく沖縄の普天間問題を思い出した。
【国外、少なくても県外】と灯らしきものを見せて、吹き消してしまうのは論外であるけれど、これもしっかりしたロードマップさえあれば打開の余地があると思う。
武装した外国軍隊が駐留している国は独立国とは言えない。日本の現状は戦争に負けたのだから仕方がない。敗戦後は皇居前広場で米軍の軍事パレードがしょっちゅう行われていた。警視庁前の裁判所の前庭がパレードのスタート地点で、そこでよく見物した。進駐の記念に各部隊がやっていたのでしょう。当時の状況と現在は本質的にあまり変わっていない。
何時の日か、50年後か100年後か知らないけれど、武装外国軍隊が駐留する状態を解消する、ロードマップさえあれば、容易にいろいろな条件はのむことが出来る。ロードマップさえしっかりしていれば、皇居前広場に米国海兵隊を駐留させることも許容できる。武装外国軍隊の撤退のロードマップをアメリカ側で作ってくれることはない。我が国の方でつくらなければいけない。

被災地域の方々は、国、県、自治体から、生活再建のロードマップを示されるのを待ってはいけない。自ら作ってこれでいきたいと提示しょう。それに対して国、県、市町村は支援を惜しまないでほしい。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
ピーナッツクラブ事務局090-4702-8082
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東北のまちづくり、村おこしに(株)都市整備 http://www.toshi-seibi.com/
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