地域通貨を始めたい方に(地域通貨千夜一夜物語)

1999.2.14からの経験を基に、コミュニティービジネスとして地域通貨(LETS)導入のお手伝いをします。

新聞記者の常識

2010-01-27 21:40:43 | Weblog
今日は新聞記者の取材を受けた。
私は、「人口が100年で3倍になる時代は、アメリカンドリームの時代でした。100年で人口が1/3になる勢いで減少する時代は、ジャンバルジャン、マッチ売りの少女の時代です。地域通貨ピーナッツはその時代のために設計しました。」と説明しました。

ひょっと悪い予感がして、ジャンバルジャンやマッチ売りの少女を知っている?と聞いたら、知らないと言う。漫画を見て漢字が読めない政治家も困るけれど、これが日本のジャーナリストかね?持って行き場のない不安に苛まれている。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
ピーナッツクラブ事務局090-4702-8082
ピーナッツクラブ西千葉 http://blog.goo.ne.jp/amigo-kaiho/
東北のまちづくり、村おこしに(株)都市整備 http://www.toshi-seibi.com/
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手間をかける住宅団地再生

2010-01-19 15:47:45 | Weblog
住宅団地再生には手間を惜しんではいけないと、確信を持つようになりました。
700戸6haもある団地の建替えを検討するとき、専門家は往々にして1/1000ぐらいの視線で考えてしまう。住宅に困窮する勤労者のために供給された住宅団地は、至極合理的に700戸同じ平面図です。左右が違うだけです。当時はそれで良かった。しかし今や、住宅に困窮しない、働けない人、働かない人の住宅を再生しなくてはなりません。再生が出来たときには住む人が決まっています。どこからか現れてここが良かろうと住む人ではありません。

この部屋には、仏壇が必要なのか、神棚が必要なのか、十字架を置く小さなアルコーブを必要とする人が住むのか、あらかじめ分かっています。住宅の設計はそこまで知らなければ設計できません。設計者は1/1000から1/20の図面まで連続して書き込む必要があります。それは合理的ではないと評する方がいます。住宅再生での合理性は、見えないところで専門家が処理するべき問題で、住む人の生活に合わせた住宅が作られるべきです。

当面は500戸、最終的には1000戸の住宅を作ることになるでしょう。まず500戸の方々にお目にかかって、その人にふさわしい住宅を再生提供したい。
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農村と都市の交流

2010-01-10 21:45:46 | Weblog
秋田県大仙市大曲内子友余目の農村と、千葉市西千葉を中心とした、ピーナッツクラブ西千葉の皆さんとの交流がこの三年間進んでいる。交流の実績が上がったかというと、あがっている。毎年花見、花火に西千葉から、高知から多くの人が秋田を訪問している。千葉大の学生が起業したパソコン教室が秋田で開かれ、多くの農村の方々がLocal SNSあみっぴーに参加して日常的な会話が楽しまれている。余目の子が千葉大を選んで進学した。西千葉は保護者だらけになった。

農水省の予算も厳しくなって、このような交流事業も補助助成が薄くなるようです。さてこれからどうするの話になります。毎年米の収穫後の秋においでになる余目の方々が、雪深い今おいでになります。

交流事業は3年続いています。個人的には大変親しい関係ができて、楽しいのですが、どこか不協和音がありました。交流事業をスタートするときに、余目の方々に、「交流事業の目的は?」と聞きました。お答えは、「米の産直流通だ。」と答えをいただきました。この点では全く実績が上がっていません。提案は双方からいろいろありました。どれも帯に短し襷に長し、でした。

市場価格を保つために減反を守る風土に、市場をバイパスさせる産直が馴染まなかったと思います。「とーちゃんは作る人、私は売る人。」という、減反しないで自分の田の米を農協に納めずに、自ら営業部長と称して売っている愛媛の農家の婦人が、大仙市の行政職員に、「減反を奨励しながら米つくり農家の活性化を語る資格はない。」と言ったときには、寒い笑いが広がっただけで何事も起きなかった。いろいろ考えましたが、それは減反政策優等生の秋田県と、劣等生の千葉県の交流であったところにあるようです。
もう一度、補助助成がなくても継続できる農村と都市の交流を設計しましょう。
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自分が良ければ良い

2010-01-06 10:44:41 | Weblog
自分が良ければ良いではないか、と言うと、利己主義の権化のように聞こえます。300戸からの団地の住人のお話を聞いていると、このセリフを言いたくなることが多々ありました。勿論全部が全部そうだと言うのではありませんが、ご自分の状況を把握して、分析して、やりたいことを明確に示されるのは60歳以上の方に多いです。60歳以下の方々は流れにどのように乗っていくかと考えておられるようです。典型的には、条件によったら乗るよ、の姿勢です。一番若い世代は、自分は他の人よりも不利益を被ることは我慢しません、の姿勢です。あくまでも傾向です。

街づくりには、「余所者、若者、馬鹿者」が必要と言う人が居ますが、私は、「地っ子、年配者、賢い人」が街づくりをする人と抵抗しています。住宅団地再生に関しては、私の方が当たっていると思います。60歳以下の方々の多くは、周りを見すぎているように感じます。もっと自分が良ければ良いでいきましょう。

700戸からの方々が、周りを慮って全員一致して建替えをする、または建替えをしない、と合意することは不可能です。ましてや、全員一致で建替えをしないで耐震補強やエレベーターを設置することも不可能です。今回の住宅団地再生は、自分が良ければ良いでいきます。
建替えしたい方は建替えましょう。但し取り壊す棟に集まってください。耐震補強をしたい人はやりましょう。但し一棟分集まってください。エレベーターをつけて階段の上り下りを楽にしたい人はそうしましよう。但し最低一階段分10戸、いや一階の人はエレベーターを使わないから8戸集まってください。

「但し集まってください。」が集合住宅団地の宿命で自由にできない部分です。この部分だけ皆さんで甘受して頂ければ、ご自分の希望を達成できます。それが、自分が良ければ良いと、ご自分の希望を達成する道です。


建替えないで住み続ける方々も、30年後には建替えることになるでしょう。その時に先行して建替えた部分の方々は、世代が変わったり人が変わったりしています。マンション建設反対運動で建替えが出来なくなる可能性があります。それを避けるために、全体に地区計画を作っておきましょう。
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ブログ異変

2010-01-03 10:34:32 | Weblog
1月2日のアクセス数 閲覧数:419PV 訪問者数:179IP
順位: 7,067位 / 1,345,171ブログ中
びっくりした。順位がつくのは半年ぶり。

昨日、自宅で自動車メーカーの人と、家電メーカーの研究員が鉢合わせして酔っ払い話をまとめて書いたものです。
興味深かったのは、高度成長時代のキャッチコピーに、「隣の車が小さく見えます。」というのがありました。今の人たちの判断行動基準が、「誰かが得をしているのではないか?」という疑念を生じさせないようにしようとしている。

「誰かが得をしているのではないか?」を払拭させるシステムを造ると、意外に三方一両得で、まあ結構ではないですか?という結論に到達できます。
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こんなマンションなら高価で買って頂けますか?

2010-01-02 21:07:19 | Weblog
有料駐車場はあります。電気自動車専用です。このマンションの駐車場に停めると、朝出るときは毎日無料で満タンです。ガソリン自動車は野天にどうぞ。
マンションは外壁、屋上ソーラーパネル完備です。余剰電力は売電します。不足分は低額夜間電力で充電します。どこに?駐車場の自動車のバッテリーに。
自動車のバッテリーは勝手に使わせてもらいます。不足時は放電させてもらいます。昼から出かける方は半分しか入っていませんからご注意ください。

そして家庭の使用電力料金は節減できます。
イニシャル投資をして常設蓄電池を備えるよりも、先進的バッテリーを積んだ自動車を利用する方が賢い。多分三方一両得になるでしょう。
団地再生をこの手でいこう。
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あけましておめでとうございます

2010-01-01 16:16:13 | Weblog
地域通貨ピーナッツを始めてもうすぐ11年です。御蔭さまで、定年退職後の方が人との縁がより密に、より多くなって、年賀状を出しきれません。退職時の交友録は1300人でしたが、今まじめに記載すると5000人は優に超えると思います。あきらめて名刺は一枚も捨てずに、しまってあるだけで失礼しています。

今年のメールは団地再生の打ち合わせから始まりました。大晦日の22時過ぎに設計部隊から質問が入って、元旦の7時に応答をしました。足かけ二年の打ち合わせです。暮れにはどのように再生を進めようかと、三晩連続で夢の中で企画を進めました。住宅再生には個人面談は必須です。お目にかかった300余戸の方々の顔と期待が目に浮かんで、それに対応するのが大変でした。良い設計が出来上がる筈です。住人の皆さんの御顔の上に描いた地区計画(案)が出来上がります。
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