屋根普請

我が家は私が一級建築士になって直ぐ設計した建物で、使いづらいと評判が悪いです。それでも４５年確り建ってくれています。それなりに意欲的に設計しました。流石に瓦桟が傷んでしまって瓦のずれが目立つようになってきたので、思い切って葺き直しをしています。瓦の間から吹き込んだ黄砂が物凄く、家中、近所中を埃だらけにしてしまった。
大工さんと一緒に近所にご挨拶に行くのですが、職人が皆、村内の人たちなので、ご近所もお互い様ですからと笑顔です。大工さんは二軒おいて隣と四軒おいて隣の人で、挨拶に行って来年のリフォームの予約をとってきた。電気屋さんも100mほどのところの人で、気軽に来てくれる。

棟梁は四つ年下の通称、秀（ひで）で小学生の時の悪がきだった。よくあちこちの子供と喧嘩したけれど、秀には１０歳上のお兄さんが居たので怖くて手が出せない相手だった。３～４人単位のグループで遊ぶ為の喧嘩をしていた。理由があって喧嘩しているわけではなくて、喧嘩という遊びだった。もう一人の大工さんの義母は我が家の隣の娘で、村で評判の恋愛結婚をした。道の向こう側の家の息子が夜な夜な遊びに来て結婚してしまった。気の強い人で、口げんかでは村中で敵う人は居なかった。最近会わないからどうしている？と聞いたら、認知症で口は達者だけれど何言ってるのか分らないとか。口げんかが楽しめないのは残念。道で立ち話をしているのを見つけたら、遠くから用意をしておく。今日は、も言わず、「何、油売ってんだよ！」と一撃して離脱する。長期戦に巻き込まれると勝ち目はない。

ゴミ捨てに行くと、「ゴミ捨てやって偉いな。よっぽど母ちゃんを愛してるんだんべ。」と来る。普通に応答すると負ける。「おめ～は、愛されてないんだな。」とかまして離脱する。新しく引っ越してきた人に、「顔はまずいけど、心と気持ちの綺麗な人だ。」と紹介したら、「うっせ～。（うるさい）」と返事をした。これは返事であって、怒っているわけではない。昔半農半漁の村で、言葉は荒いけれど面白い人が多い。
こういう人の関わりの中で普請をするのは楽しい。
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村山　和彦　murayama@seaple.ne.jp　http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
佐久間聡子　（事務局）sakuma@seaple.ne.jp
090－7836－2816
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新聞記事はもう少し何とかならないか

一昨日の朝日のトップは、H2A打ち上げ成功、の記事です。記者クラブ発表型事実報道と同じ程度の字数で《解説》を福島慎吾記者が、「見えぬ独自監視網の意味」の見出しで書いている。結論は見出しに従うと、「政府は地球上の全地点を２４時間以内に撮影できる体制を手にした。・・・・これまで5000億円がつぎ込まれた。しかし、日本が情報収集衛星による、独自の監視網をもつことの意味は充分に見えてこない。」

記事に拠ると、【今回の衛星の識別能力は60cmでアメリカの軍事衛星は10数cmで、今回の60cmと同じアメリカの商業衛星は運用中で、40cm高性能商用衛星が年内に打ち上げ予定がある。】だから「見えぬ独自監視網の意味」につながらない。

後段の、【防衛目的の宇宙利用を認める宇宙基本法が制定されれば、衛星の大幅な能力の向上も期待できる。しかしそれは宇宙の軍事利用に大きく踏み出しことになりかねず、充分な審議が必要だ。】これも「見えぬ独自監視網の意味」につながらない。

金がかかったから、金さえ払えば同様の利便を買えるから、もっと良くするためには法律を改正すれば出来るけれど、軍事利用になりかねないから、独自監視網の意味が見えない、との解説である。私のブログは勝手に書いている日記ですが、新聞は購読料を受け取って売っている解説です。お金を払って買うに値する解説でしょうか？

独自監視網の意味は大いにあると思う。勿論上手に運営しなければ宝の持ち腐れではある。先日、救命ボートが３日間漂流した。海上保安庁と独自監視網が緊密に連携が取れれば、米軍の都合と関係なく２４時間以内に発見できる筈です。経済大国、技術先進国の日本でさえやっと独自監視網を持つことが出来ました。世界の殆どの国は持てないと考えて良いでしょう。世界の多くの国の防災、救命に役に立つシステムを手に入れたと喜ぶべきでしょう。世界の多くの国から感謝されるような利用を行なうことで、日本の安全も保たれるという大きな意味があります。これを見えぬと言うのは、本当に見えていないのか、見えていて見えないと言っているのか。

日本の安全確保のために、核爆弾を保有するのは賢くないと思っています。武力で安全を保とうとすると、世界一の武力を持たなければならなくなる。これは至難の業であるし、もし世界一の武力を保有しても安全が保たれるわけではない。しかし、情報能力は世界一を目指しても、それが可能な技術力、資金力をわが国は保有している。情報能力を世界の多くの国々に感謝されながら平和維持に活用するのであれば、独自監視網保有の意味は大いにある。これを破壊する国があれば、平和への脅威と考えなくてはならない。戦争に活用するか、平和に活用するかは技術の問題ではなくて、運用する人間の問題である。
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鳥獣戯画

我が家の池では、例年より二週間早く蛙たちのシーズンが来ました。暫く見ていると面白いです。雌雄の比率が1：5ぐらいで何時も余った雄が泳ぎまわっています。手当り次第に掴まえに行くのですが、掴まえてしまってからなんだ雄か、と離れていきます。既に番っているところにも掴まりに行くのですが、先客は正確に蹴飛ばして撃退します。蛙は後ろもよく見えるらしい。振り向きもしないで、自分と同じぐらいの体重の相手を、一発で真っ直ぐ仰向けにしてしまいます。白い腹を出して万歳の形で飛ばされるのを見ると、可笑しいやら滑稽やら、鳥獣戯画を生でみているようです。加納治五郎の空気投げよりも冴えた技です。

昨夕、サッカーボールのように固まった蛙たちがぐるぐる回っているので良く見たら、一匹の雌に多数の雄が群がっている。もてる雌蛙も居るものだと見ていますと、息が苦しくなった雄は上手に後ろ足で水を掻いて水面にでて息継ぎをしている。交代でやるものだから、ぐるぐるボールが回転しているようになる。雄は交代で息継ぎをしているけれど、真ん中の雌は何時も水の中で息継ぎができない。雌蛙のことが心配になったので引き上げて見たら、雄は５匹居た。当の雌蛙は瀕死の状態でした。今朝見たら、その場であえなくなっていました。５匹の紳士の介助で卵は皆産めたらしくて、ぺちゃんこになっていました。丁重に埋葬しました。

毎朝早くから饗宴が始まるのですが、今朝は寒いせいか、けろっとも鳴かない。饗宴が終わると５０匹以上居る蛙が一夜にして居なくなるから不思議です。そろそろ池がおたまじゃくしで一杯になる春が近い。
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善了寺でのお話

気持ちが良かった。先ずご本堂で阿弥陀様の前でお話できた。少し早めにお邪魔したら、ご住職が一人で会場のセッティングをなさっていた。一目で素晴らしいセッティングだと思いました。そもそも街の市場は、神社仏閣の門前に置かれるのが都市計画の定石です。神様、仏様の前ではインチキや泥棒は出来ませんとの舞台装置です。しかも、スクリーンを皆さんから阿弥陀様を仰いで左側に置いて下さっている。最高の場所です。

皆さんが私の話に連れてスクリーンを見てくださると、同時に右斜め上に阿弥陀様のお顔が拝めます。右斜め上の位置は、人が一番親しみと敬意を持ちやすい位置です。ダンスでホールドした時の女性から男性の顔を見る位置です。私の話を聞くときに同時に阿弥陀様が優しく微笑みかけてくださっているのが見える。阿弥陀様が私の話の保証人になって下さっている状況でお話ができました。気持ちが悪かろう筈がないです。

ついでで申し訳ないけれど、終に摂食できなくなった母の安寧な余生を祈ってきました。母の実家はおにしさんでした。大学生の夏に、西本願寺の本堂で吹きぬける心地よい風を楽しみながら昼寝をしたことがあります。残念ながら今そんなことをすると、ガードマンに追い払われるらしい。お寺の本堂は居心地が良いので、昼寝ができた方が本来の姿なのだろうと思います。

聞いてくださった多くの方々は介護を仕事にしている方々でした。良い仕事だと思います。母のお世話になっている特別養護老人ホームに、福祉系の勉強をした新卒の人たちが就職してきます。ある比率で脱落するようですが、志と日々の仕事に一致点を見つけられた人は生き生きと仕事をしています。ただ、問題は懇親会までお付き合いくださった二人のご婦人は、青森と秋田県横手の出身でした。東北から関東に居を移して働き続けた人のお世話を、更に東北から若い人が来て面倒を見る図が横浜にもありました。東北での就業機会を増やす為にも高齢者の快適な帰郷が出来るように出来たら良いなと思いました。
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今日は戸塚で

善了寺でのお話楽しみにしています。
地域通貨に興味を持つ人の中には、他人を只働きさせて、自分はお金を受け取ろうという仕組みを作って、錬金術の一つとして考えている人が居ます。今まで数人居ました。共通して、昼食を一緒にしながらお話を聞きたいと来る。意図が分らないからでかけると、錬金術の話で、頭からスパゲッティーをぶっかけて帰ろうかと思ったこともあった。「月謝を取って塾をやります。講師には地域通貨で報酬を払います。溜まった地域通貨に応じて賞状を与えます。それでも溜まりすぎた地域通貨で買い物を出来るようにさせてくれないか？」ようこんなことを考えるよ。

有料で見学者を募ってバスを仕立てて見学に来て、三時間も説明させて、お煎餅一箱置いて帰った技術士事務所があった。これには頭にきて、技術士の標準報酬を計算して時給２万円、計６万円を請求した。「定年退職者が何もそんなに稼がなくても良いではないか。」の罵り言葉と一緒に送金してきた。経験豊かな定年退職者は自分の技術を安く売ってはいけないと思っています。現役の若い技術者のマーケットを荒らしてしまう。

これ等の方は例外ですが、一般的に地域通貨を知ろうとする方は良い人達です。他人の為に、まちの為に、お店の為にと、大きくみればご自分の為であっても、濡れ手で粟、労さずして果実を得ようとする人は居ません。このような方々にピーナッツ型の地域通貨を説明するのは大変難しいです。

地域商品券とか、ポイント等は明確です。「システムにこれだけ投資すればこれだけの利益が上がります。やりますか、どうですか？」利だけを見ている人に利で説明するのは至極簡単です。しかし、奉仕であるとか、世の為、人の為と考えている人にはこれは通じません。そうすると流れ易いのは、「地域通貨は暖かいお金です。」といった、情緒、心に訴えることになります。私がエコマネーから離れたのはこれです。

システムは無機的なものであって、無機的なものにある種の精神性を付与すると間違った方向に進むことが多いと思っています。戦時中、父親の先輩校長先生で、教育勅語を読み間違えて自殺した人が居ました。システムは奉ってはいけないと考えています。

地域通貨ピーナッツは単なるシステムです。何に使っても良いです。麻薬、売買春、贈収賄、円との交換、殺人の依頼、全て応じてくれる人があればどうぞ。これを説明するのは大変難しい。

それだけに西千葉のモデルが出来たことは大変ありがたいことです。地域通貨ピーナッツでは皆、仲良くなります。仲良くなると楽しいですよ。
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明後日２１日１９時から２１時まで

善了寺で地域通貨ピーナッツのお話をします。お寺は何方でも入れますから、ご近所の方でご興味をお持ちの方お出ましください。ご住職も入れてくださるでしょう。

いろいろな所で話をさせて頂きました。善了寺の本堂で阿弥陀様を背にしてお話しすることがありました。なんとも落ち着かないのでご住職に泣きを入れたら、正面を外せばよろしいと言われて、少し横に行ってお話をしました。それでもそのときは、講演の場所としてご本堂をお借りしただけですので、普通におしゃべりをしました。

でも今回は違います。ちょっとか覚悟が要るなと思っています。
それは、成田ご住職がピーナッツ型地域通貨は地域の為に必要であるとのお考えである前提で、お話をしなければならないからです。私は一神教のキリスト教、イスラム教と違って、ヒンヅー教系の多神教である神道、仏教は衆生の為の宗教であると思っています。衆生が凍えた時には仏像を薪にして暖をとっても罰が当らないのが、衆生の為の宗教であると思っています。衆生の為の教義上のご判断があってのピーナッツ型地域通貨を、どのようにご説明したら後ろの阿弥陀様も微笑んで下さるか、大問題を抱えてしまったと思っています。ピーナッツの説明自体は変わりないですから何時もと同じなのですが、導入と全体の風格をどのようにお話しようかと悩んでいます。

ピーナッツ型地域通貨の目的は、「みんな仲良く。」に尽きると思います。そこから発生するものが地域の活性化であったり、ボランティア活動の活発化であったり、商店街の活性化なのだと思います。まともに「みんな仲良く。」から話を始めることにしました。衆生の為の宗教では、形は違ってもご先祖様を大事にします。椅子や机を足蹴にしてはいけない、小動物を無慈悲に殺してはいけない、何故なら昔々の前世の、自分の母親が椅子や小動物になっているかもしれないから、という論理が可能なのがヒンヅー系の祖先についての考え方と思っています。そこで先祖の話から始めようと考えました。

私は昭和９年の初夏に父と母が愛し合って１０年４月１日に生まれました。父母にも夫々生みの両親が居ます。祖父母にも両親が居ます。数を勘定すると、2のべき乗で増えて行きます。人類の歴史500万年だそうです。一世代３０年とすると166,666世代になります。昔は若くて子供をつくっていましたから、200,000世代としましょう。2の200,000乗をエクセルで計算しようとしたのですが、セルに入りきらない。何方か計算して教えて頂けないでしょうか？2の200,000乗×200,000÷2÷2のmake loveがあって私が居るわけです。その途中で、ピンポーン宅急便ですとか、ライオンが来ることが一回でもあったら私は居ないのです。私と同じそんな人が世界に６６億人も居るのですから驚きです。

500万年前の世界の人口はどのくらいあったでしょう。
ご住職と私は親戚ではありません。確かにこの５００年ぐらいは姻戚関係は無いでしょう。しかしそれより昔は、算術的に親戚でないわけが無い。５００万年からみれば、500年は１万分の1の一瞬でしかない。１万分の9999は、もとい大負けに負けて、１万分の9990は親戚状態であったはずです。祖先を大事にすることは、親戚を大事にすることです。私はご住職も皆さんも大事に仲良くします。地域通貨ピーナッツは「みんな仲良く。」し易くする道具なのです。
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今年の抱負

昨日のゆりのきワークショップで今年の抱負を話し合った。凄いと思った。
店としては、壁の穴、ぎやまん亭、MADOKA美容院、TRYWARP、まちいろ組、レイビ化粧品、うどんやさん、かっぺ、西千葉のアイドル、千葉市産業振興財団それぞれ素晴らしい。まとめれば、整理と飛躍であった。夫々が今年の抱負を持っていて、それを皆さんの前に発表してしまう。会社やそれなりの団体なら有りうることです。しかし誰が来るかも分っていないワークショップで、会費を払って集まって、今年の抱負を語りますか？普通は。これがピーナッツクラブなのです。相当数の方々には、お分かり頂けないと思っています。

具体的には、コンサートも落語もワークショップも持ち出しを止めて完結型に採算の幅で行なう。そこでピーナッツも、今年からプラスマイナス無しの状況をつくりたい。そうすれば、私がいなくてもピーナッツクラブが存続出来る事になる。ピーナッツクラブの皆さんご協力ください。
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バレンタインデーですね。

ピーナッツは1999.02.14に始まりました。８年になります。
多くの地域通貨が途中で止めてしまったり、補助予算の切れ目が縁の切れ目になってしまっていますが、ピーナッツはすくすく育っています。いろいろ聞かれるのですが自然なのが一番良いのだと気が付きました。

NPO TRYWARP の虎岩さんが沖縄の人たちにアミッピーの説明をしたときに解りました。本来人間も動物も若い者は小さくなって暮らしています。ある程度成長すると、老齢になったものと置き換わります。年長者には権威があるものなのですね。ところが最近の技術の進歩に高齢者が付いていけなくて、若者に権威が移動してしまう風潮が顕著になってきた。この下地は戦後ゆっくり育まれてきて、例えば漢字の略し方、書き順がちょいちょい変更されて、小学生の子供に親が、その書順は違うよと注意されるようになりました。これはまずいことだと考えていました。親の権威を学校がぶち壊して、教育は家庭の問題であると言えない状況を現出してしまった。

NPO TRYWARPがピーナッツクラブに関わることになって、大きな飛躍ができました。ITピーナッツのプログラムを組むだけであったら、またLocal SNSを運用するだけであったら誰でも出来る技術であると思います。多分現在日本にはその程度のIT技術者はごろごろ居るのではないでしょうか。しかし違うのですね。

虎岩さんの言う「高齢者に努力してもらってITを身につけて頂くのではなくて、高齢者にITを馴染ませていく。アミッピーも最初は千葉大学生の入会を制限した。」この設計方針、経営方針がピーナッツクラブを育て、NPO TRYWARPが成長する基本だと感じました。

農業でもいたづらに土の上下をひっくり返すと畠になりません。高齢者を経験者として敬意の対称にする事で安定した土壌が作られている。そのような若者達が集まってくれたことが８年という歴史を刻むことができた条件だと思います。
若者達よありがとう。今日は長男の嫁の誕生日でもある。
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楽しかった

人様に話をして楽しいのは、自慢話、聞き難いのは自慢話と承知していますが、今回の研修会は楽しかった。

都市計画、まちづくりのお手伝いをする時に、三日は現地に泊まりこむことにしています。
http://www1.seaple.ne.jp/murayama/townwatch.html
能代では二泊を二回しました。沖縄市はそうはいかないので地図の上だけで見たのですが、比謝川の流路が不自然であると感じました。

沖縄市に洪水が多い。現状河川の形状がおかしい。この部分に放水路をつくるべきではないか？と提案した。市の職員の答えは、この河川は元々そこにあって、人工的に移転させてしまったと、説明してくれた。本来水が流れる所を宅地にして、違う場所に流れを作れば洪水になる。これを７５０円の都市地図で指摘できたことは大自慢です。

今回の安慶田の区画整理事業は洪水を防止する為の事業であり、公共用地を拡大する為の事業から、不要になった公共用地を民地として分配する手段として行なってはどうかと提案しました。増分の区画整理事業です。その代わり容積率等は低減してコンパクトシティーを実現します。

沖縄では、うちなー口で語ることが出来る、事業の意義を先ずまとめるべきであると思います。秋田では秋田弁、津軽では津軽弁で意義をまとめられないと、何処にでもあるまちづくりになってしまうでしょう。
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沖縄市研修会準備完了

１２時から１７時なのですが、母の介助をする関係で私の出番を１４時から１７時に調整してもらった。朝からコンビニに行って資料１５部コピーをしてきた。パソコンのインクが減るのが気になるのでコンビニに行くけれどどちらが安いのだろう。

イントロだけ考えて後は顔を見ながらにしましょう。しかし都市計画課が主催で、エスコートに区画整理コンサルタントが付いてくるのは初めてで楽しみです。

イントロ：私は２０年ぐらい前に沖縄の宜野湾に通勤のように通ったことがあります。日帰りしたこともありました。宜野湾では宜野湾中学のそばの喫茶店を根城にしてました。そこのママは、ママと呼ばせずに、お客にもおねえさんと呼ばせていた。
ある日道筋で６～７人の人が固まってとぼとぼ歩いていた。あれは何をしているのか？とおねえさんに聞いたら、「誰かが数日前にあの辺を歩いていたら、気分が悪くなった。どうも魂を落としてきたようなので、親族と一緒に拾いに行っているのだ。」と説明してくれた。道端に落とした魂を拾いに行く！素晴らしいなと思った。

その後パークアベニューの突き当たりの墓地を、ショッピングセンターにしようとする企画提案を求められて、作るには作ったけれど、沖縄の魂がそれは許さないのではないかと、気合が入らなかった。今はコリンザというショッピングセンターが出来ている。インターネットで見る遠目には私の案に類似している。特徴的な場所なので基本的なことは誰がやっても同じになるから、案の盗用にはならないでしょう。でもうちなんの方々がよく納得したなと思います。どのようにして納得したか教えて欲しいです。

そのおねえさんが、もあいに入らないかと誘ってくれた。メンバーは中華料理屋さんの女性オーナー、那覇の飲み屋さんの豪傑ママさんたちでした。私はもあいの日に合わせて沖縄出張をするわけにもいかないから、お断りした。でもひょっとして、もあいの仲間に入っていたら、誘ってくれた海辺でのもーあしびに参加していたら沖縄の理解がもっと深まったであろうと思っています。

ところで、地域通貨ピーナッツは、沖縄伝統のもあい、もーあしびの精神を受け継ぐものなのです。・・・・
と始めることにしました。
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