熊本旅行での自分達へのお土産を買いました。小代焼の湯飲みと急須セット。
伯母さん宅でご馳走になったお茶がとても美味しかった。中身や入れ方も重要だが湯飲みと急須も良いんだと思った。落ち着きがあって存在感のある湯飲みと急須のセットです。入れ方やお茶はなんとかなるとして、熊本の伝統工芸の器はここで手に入れなければと言う使命感もある。
焼き物って言ったら飲み屋での魚の食べ方を浮かべるぐらい不勉強。。。恥ずかしい。
陶器の焼き物ね…1つずつは調べきれないけど、身近になった小代焼について調べてみました。すべてネットを通しての情報ですが、以下に小代焼のポイントをあげます。
・熊本県荒尾市小岱山。ここから産出される小岱粘土を使ってます。
・ひしゃくに取った釉薬を器の表面に勢いよく振りかけ、その流れや滴りで文様を表現する打ちかけ流しが特徴。
・御用窯として茶陶から日用の雑器を数多くある。
・1,300℃の焼成するのは陶器としては高温。なので丈夫。
・どっしりと豪快ながら、手に持つと素朴な温かみがあって味わい深い。
・“小代焼”と称され始めたのは江戸後期だが、平安時代から一大窯業地帯として栄えていたとも言われる。
・明治維新後は有田や瀬戸といった磁器産地に押され廃窯となってしまったが、昭和になってウチの嫁の祖父らの努力によって復興を遂げた。
嫁の従兄が3代目です。我々の結婚式の引き出物を用意してくださったので挨拶に伺いました。
熊本市の郊外に住居とお店と製作場所が1つの敷地になってて仕事するには集中できる空間だった。商品がズラリ。
まるで置物のような高級そうな物から日常で使うような食器までたくさんありました。
定期的に教室も開いてることもあってとても分かりやすく工程を教えてくれました。製作現場を案内して下さって画像もOKとのこと。
窯も見せてくれてこちらも画像OKと言ってくれてたのですけど、いちよ掲載は控える。燃焼ガスの通し方なんてとても凝った造りをしていました。
製造プロセス見学をさせてもらっただけでなく、お茶碗も頂いてしまった。
こちらの三代目伝統工芸人の従兄のお話を伺うと使われるために作っているのがよく分かります。例えばこのお茶碗は「しのぎ」と言う縦の筋が設けられていて、滑りにくいように工夫されています。手のひらに置いたときの感覚とか握りやすさも気遣ってるあたりは、単なる芸術品と言うよりは日用品としての扱い。
ご飯粒がくっつき難いようになってたり、いろいろ考えられてるみたい。食洗機に入れても大丈夫だけど、出来たら手洗いして欲しいと言ってた。手で持ってもらいたい…これは職人ならではの物への愛情だと感じる。
「伝統」工芸と言うとまるで年に数回しか拝めないお神輿のように、滅多に使わないようなものともとらわれがちですが、小代焼は見た目だけではなく使いやすさを考えられてると思うと、日常利用させてもらうのが造り手の想いを全うするはず。壊れてしまったらまた買えば良いのだし、継続して作ってもらいたい。
私もエンジニアとしては自分が開発した製品は博物館に飾られるより、使ってもらっていた方がキャリアの積み重ねになる気がする。。。しかし、綺麗なお茶碗を貰っちゃったなぁ。
お義父さんも小代焼をたくさん買ってた。本当に久々に熊本に行ったからだと思うのですが、まるで甲子園の土を持ち帰る球児のように、熊本の土で出来てる小代焼が身近にあると落ち着くのかもしれません。
伯母さん宅でご馳走になったお茶がとても美味しかった。中身や入れ方も重要だが湯飲みと急須も良いんだと思った。落ち着きがあって存在感のある湯飲みと急須のセットです。入れ方やお茶はなんとかなるとして、熊本の伝統工芸の器はここで手に入れなければと言う使命感もある。
焼き物って言ったら飲み屋での魚の食べ方を浮かべるぐらい不勉強。。。恥ずかしい。
陶器の焼き物ね…1つずつは調べきれないけど、身近になった小代焼について調べてみました。すべてネットを通しての情報ですが、以下に小代焼のポイントをあげます。
・熊本県荒尾市小岱山。ここから産出される小岱粘土を使ってます。
・ひしゃくに取った釉薬を器の表面に勢いよく振りかけ、その流れや滴りで文様を表現する打ちかけ流しが特徴。
・御用窯として茶陶から日用の雑器を数多くある。
・1,300℃の焼成するのは陶器としては高温。なので丈夫。
・どっしりと豪快ながら、手に持つと素朴な温かみがあって味わい深い。
・“小代焼”と称され始めたのは江戸後期だが、平安時代から一大窯業地帯として栄えていたとも言われる。
・明治維新後は有田や瀬戸といった磁器産地に押され廃窯となってしまったが、昭和になってウチの嫁の祖父らの努力によって復興を遂げた。
嫁の従兄が3代目です。我々の結婚式の引き出物を用意してくださったので挨拶に伺いました。
熊本市の郊外に住居とお店と製作場所が1つの敷地になってて仕事するには集中できる空間だった。商品がズラリ。
まるで置物のような高級そうな物から日常で使うような食器までたくさんありました。
定期的に教室も開いてることもあってとても分かりやすく工程を教えてくれました。製作現場を案内して下さって画像もOKとのこと。
窯も見せてくれてこちらも画像OKと言ってくれてたのですけど、いちよ掲載は控える。燃焼ガスの通し方なんてとても凝った造りをしていました。
製造プロセス見学をさせてもらっただけでなく、お茶碗も頂いてしまった。
こちらの三代目伝統工芸人の従兄のお話を伺うと使われるために作っているのがよく分かります。例えばこのお茶碗は「しのぎ」と言う縦の筋が設けられていて、滑りにくいように工夫されています。手のひらに置いたときの感覚とか握りやすさも気遣ってるあたりは、単なる芸術品と言うよりは日用品としての扱い。
ご飯粒がくっつき難いようになってたり、いろいろ考えられてるみたい。食洗機に入れても大丈夫だけど、出来たら手洗いして欲しいと言ってた。手で持ってもらいたい…これは職人ならではの物への愛情だと感じる。
「伝統」工芸と言うとまるで年に数回しか拝めないお神輿のように、滅多に使わないようなものともとらわれがちですが、小代焼は見た目だけではなく使いやすさを考えられてると思うと、日常利用させてもらうのが造り手の想いを全うするはず。壊れてしまったらまた買えば良いのだし、継続して作ってもらいたい。
私もエンジニアとしては自分が開発した製品は博物館に飾られるより、使ってもらっていた方がキャリアの積み重ねになる気がする。。。しかし、綺麗なお茶碗を貰っちゃったなぁ。
お義父さんも小代焼をたくさん買ってた。本当に久々に熊本に行ったからだと思うのですが、まるで甲子園の土を持ち帰る球児のように、熊本の土で出来てる小代焼が身近にあると落ち着くのかもしれません。
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