水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

ステーキ軟化実験

2013-06-22 20:58:55 | グルメ
アメリカ産牛カルビステーキ用肉、413g-528円。

いわゆる激安ステーキ用牛肉です。国産ですとこの2倍以上でしょうか。。和牛は仕方ないでしょうが国産牛でも日本では牛肉は高級品です。イギリスでは牛肉はそれほど高くなかったので、日本の牛肉の高さには驚かされます。しかも同じスーパー内に国産とアメリカ産でここまでギャップがあると試したくなります。

アメリカやイギリスでステーキと言うと肉の柔らかさと言うよりかは歯ごたえを楽しむところがあるので、日本のブランド牛のようにビールを飲ませて緻密に脂の霜を降らせて柔らかくする楽しみ方とは違います。

それではこのアメリカ産ステーキ肉を使って、肉はビールで柔らかくなるのか?実験をしてみたいと思います。1枚はビール漬け。1枚は普通に焼く比較実験。なんともエンジニアらしい晩御飯です。

実はビールではなく、発泡酒です。必要なのはアルコール。インターネットのレシピですと漬け時間は20分と言う紹介もあれば半日と言うのもありますが、今回は1時間程度です。



日本のビール。昨今の市場がよく分からなくなっています。いわゆる昔からあるキリンラガーや黒ラベルとは一段安い枠に物凄い種類のビールと書いてありながらも発泡酒と表示されている缶が同じ値段でズラリとスーパーには並んでいました。

僕には発泡酒だろうが第3のビールだが分かりませんが…麦芽の割合による税率規制をかいくぐる為に、優秀な開発者達の英知を注ぎ込んで少ない麦芽で微妙な個性を出すことだけに競い合ってどうするんだ?世界にはもっと美味しいビールがあるんだから、優秀な開発者たちの頑張りをもっと外に向けるために、この税率規制もうやめようよと思うのですが…料理酒としてはOK。でもどれを買えば良いのか分からんぞ。。。

話はステーキに戻りまして、肉を叩いて塩こしょうを降りかけて焼きます。



こちらはまだ焼き始めたばかり。焼き係はエンジニアだから厳格な比較調査に拘っています。同一のフライパンで同時処理です。手前がビール漬け品。奥がビール漬け無し。ご覧の通りビール漬け品は漬けてる段階で色が変わっています。

この間に嫁はイギリス仕込みのトリプルクックポテトチップを準備しています。手際の良さは圧巻です。


ステーキ係は1~2分ほど表を焼いた後にひっくり返して香り付けのワインを入れるところ。このあとフランベの火柱があがるのですが、カメラ係がビックリしてこの次の瞬間を肉眼だけに収めてしまい、ブログとしては残念なことになってしまいました。



その後はササッと食事に移りまして2人して厳格な比較審査を行いました。と言うか普通に「いただきます」です。焼き加減はレア。サラダとフライトポテトと赤ワインがお友達です。



言うまでも無くビール漬けのほうが柔らかくて味が詰まっていまして美味しいです。柔らかさは既に焼く前から分かっていまして焼き加減さえ間違えなければ美味しくなるだろうなって想像できました。

どちらも同じように叩いたのです未処理の激安肉はスジがしっかり残っていまして明らかに硬さがあります。これが欧米人が好きなのでしょうが、ビールが入ってる方が味も豊かです。

インターネットのレシピの感想によるとこのビールの香りが苦手な人がいるみたいで、他にはメイプルシロップや牛乳を用いる案もあるようです。飲兵衛の我々はビールっぽさを特に感じず楽しむことが出来ました。

1つ困ったことは、余った発泡酒を飲まなければならないこと。。。次回はお肉2枚ともビール漬けじゃ。

我々夫婦の感想としては、お肉の美味しさよりも今日のお友達に選んだ赤ワインが素晴らしく美味しくてビックリしていました。



イギリスのスーパーで入手したボルドーの赤ワイン、良かったです。

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