NHKBSの長寿番組に「COOL JAPAN」というのがある。2006年4月から始まり、今年で15年目に突入する長寿番組だ。
番組のスタイルとしては、司会とご意見番、そして来日間もない各国の外国人で進行される。
まずVTRで日本独自のアイテムや風習(スタイル)を紹介し、スタジオに集まった外国人に”COOL?OR NOT COOL?”と司会が尋ね、彼らの回答に対し、なぜ?そう思ったかを探っていく。
大抵の外国人は友好的な雰囲気でCOOLを認めるが、ヒール役なポジションで日本スタイルを殆ど認めず、議論を白熱させるという演出がなされてはいる。しかし、来日した分際で事を荒立てるのは、流石に外国人でも躊躇がある。
それでは面白くないからと、議論を白熱する様な誘いをかけるが、ここ最近は世界中の日本パッシングが露骨過ぎて、”ここが変だよ日本”的な発言は、100%禁句になってるみたいだ。
”NOT COOL”な日本
お陰で、仕方なくゴマすり的な"COOL JAPAN"に成り下がってる印象がある。
そういう私も一部の外国人が面白おかしく日本をパッシングするシーンが見れた頃はよく見てたが、”日本はクール”オンリーの今は殆ど見なくなった。
かつてはこの番組も、「たけしのここが変だよ日本人」的な刺々しい雰囲気もなくはなかったが、ここ数年はその逆のコンセプトで、マンネリ化と傲慢さと軽薄さの繰り返しで気分が悪い。
この「COOL JAPAN」だが、タイトル通り”かっこいい日本”を在日外国人が見つけるのがコンセプトである。
しかし、取り上げられるのは無難なポップカルチャーの類が多く、毎回凡調な議論で終止する。
故に、司会者が頭を悩ます様な、ご意見番が口飛沫を吐き出す様な、深く辛辣なツッコミは殆どない。
とある番組サイトでは、
”今なぜ?日本を自画自賛するのかわからない”
”評価は自分から発するのではなく、相手から頂くもの”
”外国人を集め、むりやり褒めさせている。
自信喪失の裏返しだ”
”腕組みして偉そうに話しかける司会者、お前の方がすごく感じが悪い”
”ご意見の一筆と説明が訳解りません”
など意外に辛辣だが、実に納得のいく意見だ。
しかし、今や日本は”NOT COOL”の国だ。日本よりクールな国は腐る程ある。
そして今、日本人は彼らから多くを学ぶべきだ。
”ここが変だよ”と言うつもりもないが、”ここは学ぶべきだよ日本人”とくらいは言うべきじゃないか。
勝ち組の韓国と負け組の日本
いま日本は、コロナ渦対策で韓国に完全に水を開けられた。韓国に出来た事が日本には全く出来なかったのだ。
非常事態に陥った時の、日韓両国の政府の対処の差がモロに露呈した形となった。
勿論、安倍晋三が文在寅よりバカだったとしても、それは言い訳にはならない。
首相が政治家がバカなのは今に始まった事ではないし、世界中を見渡してもバカな首相や独裁者は腐るほどいる。
政府の対応が遅すぎたとか、検査の母体数が少なすぎるとか、高度な筈の医療機関が意外に貧弱だったとか、専門家が意外にもアテにならなかったとか、色んな問題があろう。
しかし、反日の”憎き”韓国からは、いくらでも学べた筈だ。
特に、政府の対応が遅れたという点では日本も韓国も同じだった。両国とも中国に忖度しすぎて対応が遅れた。
しかし、そこからが全く違った。
韓国政府は民間を巻き込み、徹底して検査を拡大し、感染者数や検査数などの確かなデータを公表した。つまり、国家の等身大の危機感が国民の信頼を生んだと言える。
一方日本は、クラスターを集中して潰すという対策は韓国と同じだったが、医療現場の崩壊を危惧し、検査数を絞り込んだ。
その上、東京オリンピック開催に拘った為に、データを隠滅&改ざんした。経済を重視するが故に、緊急事態宣言が遅れた。
それ以上に、政治家の懐の損得に拘るあまり、ゆるゆるの自粛要請では殆ど効力を持たない。
お陰で一部の国民は、政治家や専門家の言う事には耳を貸さず、身勝手な行動を繰り返し、集中感染を促した。
最後に
最後の砦である”8割削減”もこのままでは、”絵に描いた餅”に終わる可能性も出てきた。
このままで行けば、東京オリンピックは消滅し、安倍政権も崩壊する。一方で日本をあれ程までに叩き続け、アメリカからも”捨て駒”にされた文政権は息を吹き返し、生き延びる事になろう。
”SO BAD”な筈の韓国は、”SO GOOD”な国に生まれ変わり、”NOT COOL”な日本は、”SO BAD”な島国に成り下がるのか?
結局"COOL JAPAN"は、”そこが変だよ”の日本であり、隠滅と忖度の蔑んだ島国に成り下がるのか?
何だか、韓国の高らかな笑い声がここまで聞こえてきそうだ。
コロナ自粛でも日本では通勤者は減らないと。
通勤通学を避けてると答えた人の割合は、日本は僅かに18%で、26カ国中最低である事が判明しました。
日本人の80%が感染を恐れてるにも拘らず、今なお通勤を続けています。当然、通勤通学の電車の中は最大の”3密”な筈です。
イベントやカラオケや飲み会等の3密は自粛が進んでるのに、電車通勤の3密は殆ど無視されてます。
これには、タテ社会の職場構造や”仕事=電車通勤”という昭和の価値観が根強い事が挙げられます。
欧米では在宅ワークが進んでます。しかし、日本人からすれば、在宅で仕事が出来るの?っていう偏見があります。
大部屋で働く日本の大企業スタイルは、コロナ危機においても変わりません。
”仕事だから3密は仕方がない”という昭和的発想では、感染者は減らないのでしょうか。
議員も芸能人もキャバ嬢もクラブの経営者も同じガツガツ系の脊椎反射型人種だから、脊椎が勝手に反応するからやめられないとまらない。
熱血サラリーマンも同じだけど、仕事という言葉に脊椎が勝手に反応するんだ。感染するとわかってるのに上司の言う事には全面服従する。
ガツガツ系と脆い知能と脊椎反射型。
これら劣化人種はこの際コロナウイルスで掃討してもらい、新しい世界が切り拓く事を願うばかりだね。
3密と言っても防げるものと防げないものがありますから、仕事をとるか命をとるかの選択でしょうが、自虐的な日本人には迷うとこでしょうか。
日本も欧米みたいに在宅ワークが進んでれば、市中感染が起因となる感染拡大も防げたんでしょうが。
考えるほどに混乱します。
一部の専門家も提言してる様に、人との接触を避け、距離を取る事を徹底すれば、一部の公共施設の開業を認めたいとしてます。
東京は2日続けて160人超えですが、濃厚接触感染がここに来て増えてるみたいです。もうここまで来ると、隔離にも限界がありますね。
通勤の三密を避けられないのは、経営者と政府がウジウジしているから企業活動の停止が出来ないのだと思います。今のやり方では、日本と言う国は、じり貧です。
この種の対応は、早ければ早い程良いのは、自明の理ですが何時迄たってもフンギリが付かない政府には、当事者能力が無い事を速く国民は、理解しないと、流石にまずい時期にきています。ウジウジしている間に国民の命も経済も破滅に向かっています。
私の専門分野からすれば、三密と言う言葉が、国民を誤解させ、ゴルフ練習場やパチンコ店に人を集めています。外や多少の間隔をあければ問題ないと考えるのでしょう。
静止している人の間は、2m。歩いている人どうしは、5m。走っている人との間は、10mの”2-5-10”を合言葉にすべきです。感染の主たる原因は、飛沫です。呼吸をするだけでも飛沫は、飛ぶそうです。
どうも”3密”と言うと壇蜜を思い出してしますから、説得力が薄いような気がしますが(笑)。
貴重なコメント何時も有難うです。