象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

性犯罪が暴走する〜おカネで不起訴が簡単に買える、この時代

2024年08月10日 06時43分13秒 | スポーツドキュメント

 女性に性的暴行を加えたとして警視庁に逮捕され、その後、釈放されたサッカー元日本代表の佐野海舟選手(23)が8日、不起訴処分となった。 先月14日未明、東京文京区のホテルで30代の女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の疑いで警視庁に逮捕された佐野選手と知人の男性2人について、東京地検は不起訴処分とした。
 但し、東京地検は不起訴の理由を明らかにしていない(日テレNEWS)。

 性的暴行を犯す選手もそうだが、検察も同罪である。更に言えば、被害者の女性も何だかなぁ〜である。
 明確な事が何一つ判ってない時点で、色々と憶測を並べるのも気が引けるが、おカネで和解(示談)が成立し、これも憶測の域を抜けないが、裁判側や検察側にも和解金の一部が流れてるのではないか。少なくとも、お金の力で不起訴になったであろう事は想像に難くない。
 今や、裁判や検察すらも権力の奴隷となり、法による正義は存在しなくなった。言い換えれば、そうした正義はTVドラマの中で派手に格好良く演じられるだけである。


起訴が示談に変わる時

 元特捜部の某主任検事は、”もし検察が不同意性交罪で起訴する心づもりであれば、自らの判断で釈放する事はありえない。7月29日に<処分保留>で釈放した時点で、不起訴で終わる事は容易に予想できた。
 同意の上で<嫌疑なし>と判断したのか?証拠が乏しいとして<嫌疑不十分>と判断したのか?示談の成立を考慮し<起訴猶予>としたのか?・・検察は不起訴の理由を公表してないが、今回の様な若いアスリートの将来を左右する重大な事案の場合、弁護士から要請があれば、不起訴の理由を個別に伝える事もある”
と、語る。

 全く元検察らしい要を得ない曖昧な回答だが、結局は明日のある日本代表レベルの若い選手だから、”ここは示談金でチャラにしましょうね”って事である。
 仮に、被害者の女性も和解金が目当てだとしたら、性被害をお金に替えた事になる。
 若いサッカー選手にホイホイと付いてく時点で、どんな属性の女かは想像に難くはないが、これじゃ性被害というより、素人娼婦の性行為に過ぎない。
 一方で、性犯罪は起訴になると被害者(女性)の精神的負担が大きく、泣く泣く示談や不起訴になる事が多い。新たに改定された(性犯罪に関する)法律では、性加害は(再犯を防ぐ為に)示談で成立してはいけない事になってはいるが、法律では(悲しいかな)性被害が防げない事が実証された形となった。
 だったら、被害者は和解金の額を大きく引き上げ、つまり、目には目をカネにはカネをで対抗するしかないのだろうか。全く、悲しい時代でもある・・・

 確かに、”大和撫子”と呼ばれる程だから、日本の女性は独特の美意識と忍耐力の強さ故か、恥や罪の自意識が根強く、性的被害を受けた事を隠し通し、我慢してきた歴史が存在する。
 更に、周囲との摩擦や荒波を立てず、自分の事よりも世間体を第一に考え、物事を穏便に済まそうという悲しい慣習に支えられて、大和撫子はここまで生き延びてきた。
 従って、ここまで来ると、美徳と言うより悪徳に近い奇怪な慣習でもある。

 例えば、日本のド田舎の結婚なんて、大半が強制婚である。戦後少しばかりは裕福になり、披露宴自体は派手にはなったが、質的にはドン百姓の宴会に近い。更に、恋愛結婚なんて夢のまた夢で、その殆どは”お見合い”という名の奴隷制度に過ぎない。
 因みに、中世ヨーロッパでは結婚とは”夫婦財産契約”の事を指した。が故に、離婚はやけに高く付いたし、性加害も同様に高く付く。だが日本では、結婚は未だに奴隷契約で、離婚も性被害もタダに近い。
 起訴が示談金に変わるのも当然の流れではある。法をいくら改定した所で、大和撫子の伝統や美意識を根本から変えない限り、何ら変わる所はないのだろう。
 そう、時代と男の下半身は正直なのである。


最後に〜男が不要になる時代

 そんな伝統と慣習の中で生まれた女性が、性被害を法の力で訴えるという事の本質を理解できる筈もない。少なくとも、性犯罪に関する法律の盲点と矛盾を探るなんて事が出来る筈もない。
 特に女性は30過ぎたら、強制的に結婚させられるか?一生を独身で過ごすか?勿論、学歴があり、仕事もバリバリにこなせれば、それでもそれなりに裕福にはなれるが、多くは学も能力もないタダの女性である。
 今回被害に遭った女性も、無学で無教養のサッカー選手に憧れるレベルの女性なのだろうか。もしそうだとしたら、結局は僅かな示談金で泣き寝入りし、無味乾燥な人生を送り、理不尽で悲しい運命を受け入れたのだろうか。
 勿論、そうでない事を願うばかりだが、今回は私の予感が的中しそうな気もしないではない。

 が、もしそれが彼女が選んだ運命だとしたら、それも悪くはないのかも知れない。
 若い日本代表クラスの選手と性行為に及んだという思い出は、一生の宝に変わるかも知れないし、ありふれた屈辱の1つで終わるかも知れない。
 つまり、仮に示談を受け入れたのなら、そういう事になる。言い方を変えれば、女性が賢くならねば、男は益々バカになる。脳は萎縮し、イ◯モツばかりが大きくなり、やがて男の身体は生殖器だけになる。
 更に言えば、オスという生き物は存在しなくとも、生殖器さえあれば子孫を残す事は可能になる筈だ。その生殖器はシリコンの塊であろうが、AIプログラムであろうが、空気で膨らましたゴムでも構わない。

 性加害が無差別に繁茂し、野放し状態にになる日・・・人類の世界で男という生き物は存在する意味と意義をなくし、絶滅するであろうか。
 だが、そんな今そこにある危機の中に、我々男たちは追いやられているのである。
 つまり、制御を失い、暴走した生殖器がもたらす性加害は、我ら人類が思ってる以上に深刻な脅威をもたらすのかも知れない。



4 コメント

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痴漢撃退アプリ (腹打て)
2024-08-11 08:59:27
<痴漢は絶対に許さない>
と警察が幼稚な標語を作っても、その警察側に性犯罪をなくそうという気がない。
警察の上層部にはボケたエロ親父が多いから、性加害者の気持ちが判るのだろう。
また、法律も性犯罪を暗黙し容認する所があるから、なくなる筈もない。
結局は女性側が自身で身を守るしかないのだが、日本では護身ツールと言っても通販で売られてる乾電池式の貧弱なスタンガンや痴漢アプリ位しか見当たらないのが現状だろう。

海外では、性加害防止ツールが色々と開発・販売され、引っ張ると腐敗臭が漂うレイプ防止ブレスレットやレイプドラッグを識別する薬、それに小さなトゲトゲがあるアンチレイプコンドームなどがある。中でも強力なのは、6枚の刃が用意されたもので、一瞬にして性加害者の性器をズタズタにする。
仮にそこまで強力でないとしても、証拠は確実に残るし、不同意性交罪は明白となる。
そこまで覚悟してレイプを徹底的に撲滅しない限り、法や検察や警察が当てにならない世の中で、大和撫子の美徳だけでは性犯罪なんてやり放題なんだろうな。 
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腹打てサン (象が転んだ)
2024-08-11 16:23:45
”逆コンドーム”は知ってましたが
作りによっては、殺傷能力の高い武器にする事も可能なんですね。
アメリカ的と言えばそれまでですが、日本では危険すぎるとして、規制が掛かるでしょうか。
かと言って、玩具レベルのスタンガンや子供騙しの防犯アプリでは効果はないに等しいし・・・現実的で言えば、レイプ防止ブレスレットやレイプドラッグを識別する薬当たりに落ち着くんでしょうか。

ともかく、護身という視点からレイプ防止を真剣に考える事は必要かと思います。
結局、法や検察や警察が当てにならないから、物作りメーカーが動くという典型のパターンですが、今はそうした企業努力に頼るしかないですね。
コメント色々と勉強になります。
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内柴事件 (腹打て)
2024-08-13 11:32:07
柔道の金メダリストの性加害事件として有名なものに内柴正人の名をとった内柴事件というのがあるけど
転んだ君も何らかの記事でテーマにしていたから、それを思い出した。
結局は、金メダリストという事で甘やかした結果、性被害は広がっだ。

五輪アスリートとは言っても、所詮は無学で無教養な人種。調子漕いたらその勢いで何しでかすかわからない。
女なら泣き喚くだけで済むだろうが、男は下半身が黙っちゃいない。
モーグルの里谷みたいに淫売女に成り下がるのケースもあるけど、芸能人以上に意外にも厄介なのがメダリストなんだよ。 
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腹打てサン (象が転んだ)
2024-08-13 17:30:07
確か、真夜中の訪問者#116での坂本選手のスキャンダルで、少しだけテーマにしました。
内柴は2大会連続の金メダリストで、指導者としても有能だったそうで、実に惜しい事ですね。
ただ金メダルと言っても昔ほどの希少価値はないから、今大会のメダリストもそこまでは調子乗る事もないでしょうが・・・

国家としても、こうしたモンスターと化したアスリートらをどう処分するかは、核燃料廃棄物や産業廃棄物と同様に難しい問題ですよね。
でも、パリ五輪はとても良く出来た大会だと思いました。
それに比べ東京五輪は、ムダな裏金数売っても当たらずでしたね。
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