象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

アーベルとその時代、その1(3/26更新)〜ノルウェーが生んだ人類最強の天才数学者の悲運と〜

2020年02月07日 03時05分44秒 | 数学のお話
 リーマンを超える天才が、仮に人類の歴史上に存在するならば、私はまっ先にニルス•ヘンリク•アーベル(1802−1829)を挙げます。 というのもアーベルは僅か24歳で、「パリの論文〜ある非常に広範な超越関数の一つの一般的性質」(1826)を書き上げます。一方リーマンは25歳の時に、”アーベル関数の基礎”に相当する学士論文の「複素関数の基礎」( . . . 本文を読む