少し間が空いたので、いつもの様におさらいです。 前回は、DNAを引き継ぐ時、環境の変化で上手に翻訳できず、突然変異を起こしたり、余計なタグを受け継いだりと。環境の変化は、人間の行動や性格同様、DNAも大きく変貌する。 脳の全ての回路が、30代半ばでほぼ完成するという事。故に、早期の環境破壊だけでなく、それ以降の環境如何でも、様々な精神疾患の元になる。 遺伝と脳ではなく、様々な負の環境要因がストレス . . . 本文を読む
サイコパスもいよいよ佳境です。そうでもないか(笑)。 〈その1〉では、サイコの脳(=冷めた脳)を、〈2〉では、悪の遺伝子が衝動殺戮に、サイコの脳が計画殺人に結び付き、環境因子がそれら悍ましい犯罪行為を、決定付け。そして、〈3〉では、サイコの脳と悪の遺伝子が絶妙にブレンドされ、増殖して行く事をです。 著者であるファロンがサイコの脳を持ち、遺伝子もサイコパスのもの(本人も家族も戦死の遺伝子を持ってた . . . 本文を読む
久しぶりに、サイコパスの登場です。ただ、10日以上離れると全く忘れますね。忘れてもいい様に、暇な時にセッセと書き溜めするんですが。記憶が付いけいけません。 ”その1”では、サイコの脳(冷めた脳)について、”その2”では、悪の遺伝子が衝動殺人に、サイコの脳が計画殺人に結び付き、環境因子がそれら悍ましい犯罪行為を、決定付ける事を述べましたが。書いた本 . . . 本文を読む
”その1”では、情緒の脳(熱い脳)とサイコの脳(冷めた脳)について述べました。 そして、これら脳の領野や幼児期の環境以外に、"殺戮の遺伝子"と呼ばれるMAOA(モノアミン酸化酵素)というモノアミンを破壊する悪玉が、特に厄介です。 人間の脳の神経経路って複雑すぎますね。人類社会と同じで複雑な都会ほど多種多様な犯罪も多発する。殺戮の遺伝子 これこそが&qu . . . 本文を読む
「サイコパス•インサイド」の著者であるジェームズ•ファロンが全米中で、いや世界で大きな話題となりました。と勝手に言ってるだけだが。 神経科学の権威で、医学部教授でもある彼が、何とサイコパスの脳と殺人犯の遺伝を兼ね備えてたという。その著者が50歳を過ぎて、自分の脳の謎解きの旅を始める。IQ150を超えるサイコの脳への果てしない旅とは。 ファロン氏と妻とは40年以上も連れ添い、3 . . . 本文を読む