ぼんじゅー、ゆきです。
こちら、朝が暗く、夜が明るいので、たまに時間を忘れます。
地球は丸いんだなあ。
今日はフランスでの暮らしについて。
(わたしの冷蔵庫。3人で住んでいるので、3つのスペースに区切られています。一番上は入らなかった人が使って良い。)
留学生たちは、様々な形式の住居に住んでいる。
・学生寮
一番経済的なのは大学付属の学生寮かな。これはもう、本当に激安。
安いので、競争率も高く、入居できればラッキーというレベル。
大学生協のようなCROUSという組織が斡旋している(のかな)もので、寮への入居をゲットするには他の生徒とバトルするガッツが必要かも。
しかも締め切りがあったりするので、スケジュール確認しないとね。
都市や大学によると思うけれど、本当に「机とベット」のみの簡素な部屋で、キッチン、トイレなど共用。あまりきれいではないところもあるようで・・・
数年前ボルドー大学の寮に入っていた友人は、「水しか出ないシャワー」で半年我慢したらしい。すばらしき根性。(今は改善されているのかなあ。)
でも結局キッチンやトイレなど環境が悪すぎて、引っ越したみたい。
学生同士固まって、夜うるさかったり、いろいろ問題は出てくるよね。
しかも、一応「個人」で住んでいることになるので、みんなでルールを決めるのも難しいみたい。
でも家賃は一ヶ月120ユーロ?くらいだったそうです。
いやあ、安い。
しかし、安いので、学生以外の人、つまり低所得者が住んでいて、トラブルに合ったという話も聞いた。お金を貸した、貸さない・・・など金銭に絡むトラブル。
というか、何故学生でないのに大学の寮に入れるのか、そこが謎だけど・・・。
・ホームステイ
友人も何人かホームステイを選択しています。
これは、もう家の方といかによい関係を作れるか、それによる。
フランス人家庭に入れば、本物の暮らしを体験できる。もちろんコミュニケーションをとるには最適だと思う。
ただ、プライベートの時間をうまく確保しないと大変かも。
それと、食事について。
食事つきか、なしか。
わたしの友人は、マレーシア系のフランス人家庭の家に住んでいたけれど、食事が毎日カレーって嘆いている。
マダムはとても優しくて、娘のように可愛がってくれるんだけど・・・いつもカレーなのって。
一応、それなりにバリエーション考えて献立作ってくれるみたいだけど、カレーはカレーだそうだ。(当たり前だ)
でも、やっぱり「守ってもらえている環境」なので、安心だと思う。
・アパルトマン・ステュディオ一人暮らし
学生用の小さなステュディオに一人暮らし。
この形式を選ぶ学生は多い。
大学に行けば、チラシを多数見つける事ができるし、大学が斡旋している住居もあるから探しやすい。
8月~9月は新規学生で、希望してもどこも満室・・・というところが多いけれど、3ヶ月くらいまってみるとポロッと空いたりすることも。
何がメリットというと、もちろん、生活全てがプライベート空間になるので、誰にも邪魔をされない。
好きな時に好きな事ができる。(もちろん住居のルールに基づいて)
ただ、インドア派は、留学しているのに引きこもる可能性がある。
自分の部屋は、落ち着く。
でも、極力人と関わるようにしよう!
・コロカシオン(シェアハウス)
私が選択した形式はこれ。
3人で一つのアパルトマンに住んでいます。
これはもう、誰と住むか、これが重要です。
そして、家のルールを作る事は大切。
わたしの場合、元々の友達でなかったので、慣れるまでちょっと大変・・・でした。
夜中過ぎてもロックミュージックをかけたり、友人を呼んでパーティーが続いたことがあり・・・
もう、流れている血が違うし(これ切実に感じる)仕方ないんだけど、やっぱり辛いものは辛い。
注意しても、「ゆきも友達を呼んでfête(パーティー)すればいいのよ★」とのこと。
だ~~~~、違う・・・そうじゃないのよ!
Bah mais non ! Je voudrais dormir, mais c'est bruyant...tu sais que c'est tard.
Alors, arretez vous la music, s'il vous plaît !
ゆき「そうじゃなくって・・・わたし寝たいのにうるさい。もう遅い時間なの、わかるでしょ?音楽止めて!」
このくらいハッキリ言った結果、後日réunion(会議)が開催されました。
(もう、Ça ne vous dérangez pas...(いやじゃなければ)なんて付けてる余裕は無かった。
いや、それにしてもDELF(フランス語のディプロム)のオーラル試験で「コロカシオンでのトラブルで意見を言う。」というテーマが頻繁に出てくる理由がわかったわ。日常茶飯事だもんね。あの時の勉強が、こうして役立っているのです。さすが、フランス国家認定資格。)
議題 La réunion importante; Pour réussir le notre colocation (コロカシオンを成功させるための会議)
一人一人「私はこういうルールを作りたい。なぜならば~~~」と発表する、何気に本格的な会議。
みんな、紙に書いた事を本気で話す。
(ゆきは、みんながまじめに考えてくれて、ちょっと感動した。)
・0時過ぎたら音楽は消す
・掃除当番表の作成
・郵便ポストの鍵はここにおく・・・・など、他にもいろいろ決めた。
冷蔵庫にはルールが貼られました。
このように、シェアメイトとうまくやっていくことが大切。
この方法のメリットは、コミュニケーションを取らないと生活できないので、語学力が向上します。
うるさいなーって思い、一人で住みたい!って思う事も多々あるけれど、それって日本でも出来るので、しばらくこれを続けてみようと思う。
だって、フランス人の女の子と住むってなかなか出来ることじゃないと思うの。
ちなみに私の部屋は、個人の部屋(鍵付き)があり、リビング、キッチン、お風呂、トイレが共用。
どこもきれいに整っていて(共有スペースは特に気をつけている!)、少しずつかわいくデコレーションをし始めているところ。
私のところは、大家と個人で契約しているので、何かと便利です。
一人が契約して、後で家賃など3人で分割・・・という方法もあるけれど、領収書の問題があるので、それは辞めた方が良い。
フランスで学生は、留学生も「アロカシオン」(住居補助)を受け取ることが出来るので、きちんと個人の証明を提出する必要がある。
いろいろ、大変だけれど・・・・
まあ、得るものはあります、コロカシオン。
以上、住処についてでした!
今日も大学にいってきます!
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うまく行ってるんですね?
大学は何年行くん
ですか?
たしかに、共同生活でコミュニケーション能力が鍛えられるでしょうし、よい経験になりそうですね。
私は普通のステュディオに住んでいるので、引きこもらないように気をつけたいと思います。
前より上手くいっていると信じています。
やはりコミュニケーション力が大切ですね。
大学については考え中です!
でも、studio、いいなーと思います!
やはり、ゆっくりしたいですもん。ほんとに。
自分だけの空間って必要だなと思います!