不動産屋に騙されるな!~その金額、本当に適正ですか?~

司法書士が代表を務める不動産業者のブログです。
正義正論を貫きながら業界のタブーに迫ります!

不動産業者向け融資、バブル期超え

2015年06月30日 | 経済
2014年度の不動産業者向け融資が12兆2544億円となり、バブル期(1989年度)の12兆1075億円を超えて過去最高となった模様。

上海株バブル崩壊やギリシャ破綻が目前に迫る中、世界的な「金融緩和バブル」もそろそろ終焉の時を迎えていると思う。

景気が後退し、金融が引き締められれば、何の能力もない不動産屋が金融機関からカネを借りてロクでもない物件を一般消費者に売りつけて法外な利益を貪るようなことはできなくなる。

投資物件を高値で買い漁っている中国人等が自国のバブル崩壊で物件を投げ売りせざるを得なくなる。

そうなれば本当に能力のある者だけが生き残る。

これはリーマンショック後にも起こった現象である。

金融緩和バブル崩壊、世界景気後退を切に望む!

司法書士「乞食化」の原点~京都方式決済~(5)

2015年06月29日 | 実務
話を「月報司法書士4月号」の内容に戻そう。

これを書いたのは京都司法書士会の女性司法書士。

司法書士であれば誰でも理解している実務的な内容で、特に得るべきものはない。

悲しくなったのは、筆者が「乞食化」に触れるどころか「結構面倒なことをしているなぁ」「なぜ京都ではこのような形態が普通に行われているのだろう」という感想を書いていることだ。

これが本心なら「世間知らず」も甚だしいし、「乞食化」の原点であることを認識しているならわざとらしすぎるし、どちらにしても酷いものである。

筆者は「偉いさん」から頼まれて書いただけなので責任はないが、どうせ書くなら京都方式決済の「真実の姿」を書くべきである。

僕ならいつでも「真実の姿」を書いて差し上げるが、司法書士業界が依頼するわけないか・・・。

(このシリーズ終了)

危険運転を認めない海津雅英被告(32)と弁護士の思考回路

2015年06月29日 | 法律・裁判
「酒飲んで人を轢き殺しましたが酩酊状態ではなかったので危険運転ではないです。」

「スマホを見ていて人を轢き殺しただけなので危険運転ではないです。」

こんな主張が許される世の中でいいのか?



小樽ひき逃げ、危険運転争う=「酒で前方注視困難」否定―被告側・札幌地裁

時事通信 6月29日(月)10時36分配信

 北海道小樽市で昨年7月、飲酒運転で女性4人をはね死傷させ、現場から逃走したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた元飲食店従業員海津雅英被告(32)の裁判員裁判の初公判が29日、札幌地裁(佐伯恒治裁判長)で開かれ、被告は罪状認否で「酒の影響で前方注視が困難な状態ではなかった」と述べた。弁護人も「よそ見をした過失による事故だ」と述べ、過失運転致死傷罪にとどまり、危険運転罪は成立しないと主張した。
 海津被告は遺族らに対し、「申し訳ないことをした」と謝罪した。判決は7月9日。
 札幌地検は昨年8月、4人の死傷について過失運転致死傷罪で起訴していたが、同10月に刑のより重い危険運転致死傷罪への訴因変更を地裁に請求し、認められていた。
 検察側は冒頭陳述で、海津被告は近くのビーチで事故の約12時間前から酒を飲み、運転前にシャワーを浴びた際、服の置き場が分からなくなるほどの状態だったと指摘。事故現場が見通しの良い直線道路であることや、被告が捜査段階で「4人に全く気付かなかった」と供述していたことなどを挙げ、「(事故の状況は)アルコールの影響なしには説明できない」と主張した。
 一方、弁護側は冒頭陳述で、被告は運転前の数時間は酒を飲んでおらず、酩酊(めいてい)状態にはなかったと指摘し、事故はスマートフォンを見ていた脇見運転によるものだと訴えた。

嬉しい業務の依頼とは?~事業会社編~

2015年06月26日 | 日常
こんな不動産屋嫌いな僕にも仕事を依頼してくれる「超優良不動産屋」が何社かあるのだが、それだけではとても事務所を維持できない。

かといって銀行等の金融機関からの依頼やHP経由の一般消費者からの依頼はゼロである。

ではどうやって事務所を維持しているのか?

基本的には不動産とは何の関係もない一般事業会社からの様々な依頼である。

簡裁訴訟、合併・会社分割などの企業再編、グループ会社同士の不動産売買、各種契約書の作成などがあるが、どれも定期的なものではない。

大手の仲介屋やマンションデベにペコペコして誰でもできるような案件をまわしてもらう方が100倍楽して儲かるが、こんな仕事は不動産屋に開放してやればいいと思っている。

司法書士は不動産屋にはできないレベルの高い仕事をやるべきである。

だから難しくて儲からない仕事の方が嬉しいのである。