不動産屋に騙されるな!~その金額、本当に適正ですか?~

司法書士が代表を務める不動産業者のブログです。
正義正論を貫きながら業界のタブーに迫ります!

賃貸契約解除の内容証明郵便

2013年04月26日 | 実務
ようやく見つけた被告宛に賃貸借契約解除の内容証明郵便を送付。

この手の内容証明郵便は訴訟上で法的効力を持つので必須である。

郵便を追跡すると「不在で持ち帰り」となっていた。

ろくでもないヤツは郵便すら受け取らない・・・。

経営者の保証債務に制限?

2013年04月25日 | 経済
融資に対する第三者連帯保証人は民法の改正で禁止になりそうだが、新たに代表取締役個人保証の責任を軽減しようという案もあるようだ。

とんでもない話!

中小企業のオーナーなんていうのは一流企業で絶対に通用しないレベルが99%で、本当に優秀なオーナーはごく一握り。

そんな現状も知らず、経営に失敗してもオーナーが自宅を失わないなんてことにしてしまえばモラルハザードのオンパレードになり、本当に能力のある者ではなく単にリスクを取った者勝ちになってしまう。

断固反対!

金融機関の良心を信じよう!

2013年04月25日 | 時事
さすがに日本の金融機関で融資する度胸はないわな。ネット上で格好の餌食になるだけ。

問題は民族系信用組合あたりだが、融資額が巨額で難しいのではないか。

「入札保証金流し」になれば史上最高額では?


朝鮮総連本部落札の最福寺、融資断られる

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物を45億円余りで落札した宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が、複数の金融機関などから融資を断られていたことが24日、わかった。
来月10日の納付期限までに落札代金を支払えない場合は、再び競売が行われることになる。
同寺関係者によると、同寺所有の不動産を担保にして融資を受け、落札代金を捻出する予定だったが、金融機関や商社から融資を断られた。
現在、他に融資してくれそうな機関と交渉を進めており、同寺代表の池口恵観(えかん)法主(ほっす)(76)は周辺に、「金融機関側にどこかから圧力がかかっているようだが、最後まで努力する」などと話しているという。

(2013年4月25日00時24分 読売新聞)

「但し」→「ただし」、「支払い」→「支払」、「、」→「,」

2013年04月24日 | 法律・裁判
裁判官の文書に対するこだわりで思い出した。

以前、お世話になっている公証人の先生に定款認証をお願いしたときに、「細かいことやけど・・・」と標記の指摘を受けたことがある。

1.会社法の条文に則り、「但し」ではなく「ただし」とする。

2.裁判所の文書作成ルールに則り、名詞として使うときは「支払い」ではなく「支払」である。(「支払う」は動詞なので当然「支払う」のまま。)

3.裁判所の文書作成ルールに則り、読点は「、」ではなく「,」を使う。

一般人なら「どっちでもええやろ!」となるのだろうが、僕は「全然細かいこととは思いません。教えていただき感謝感激です。ありがとうございました!!!」となった。

特に2.なんかは最高に面白い。