12月17日金曜日、西から雨が上がったあと、冬型気圧配置が急激に発達し、日本列島に北からの強風が吹付け、そして北の寒気団が一気に流れ込んできました。
温暖な瀬戸内地方、晴れの国岡山では、午後確かにいい天気になってきれいな青空になってはいたものの、次から次へと突風が吹き荒れ、あちこちで自転車が倒れ、ゴミ箱が吹き飛ばされて転がる、ちょっと恐ろしいほどの嵐になっていました。
しかし、夜になって、気温の低下が激しいとはいえ、風がおさまってしまい、穏やかで静かな寒い夜となりました。
(岡山市の気温は日暮れ前からかなり勢いよく気温が低下していったのですが、夜遅くになって0度まで下がったところで、その後何時間もずっと気温は0度のままです。窓外センサーによる実測気温 同じ冬!とはいっても、いわゆる厳冬期の強力寒波の影響と、冬になったばかりの寒波の影響では、まだ少しだけその影響力に違いがあると言えそうです。)
・・・ということは、星空が・・・・はい、見渡す限り空には雲がどこにもなく、キレイな満天の星空になっています。上空の気流の影響を受けて、透明度の高い夜空のあちこちで星々がキラキラキラキラと瞬いています。
ならば、ということで、先日基本的な加工を終えたAsahiTakumar 55mm f1.8 レンズを、Canon EOS5Dに取り付けて星空撮影練習をしてみることにしました。
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ISO 1600 f4 4s秒 三脚固定(追尾なし) ノートリミング
今回はTakumar 55mm f1.8 レンズ、開放撮影ではなく絞り値をf4まで絞ってみました。当然星空から届く光量が小さくなってしまうのですが、レンズが映像を結像する上ではより上質な画像にすることが可能になります。
(このときズームレンズのように開放F値が3.5からスタートだったとすると、ちょっと絞ったより良い画質の写真を撮影しようとする場合、f 4, f 5.6 という値になってしまいます。
その時<明るい大口径単焦点レンズ>であれば、開放のF値が1.8であったりするわけで、そこから少し絞り込んで撮影する時のF値は f2.0 とか、F2.8 とかになるので、夜空に輝く星の弱い光量を撮影する時には圧倒的な優位性を発揮することが可能なレンズといえますね。)
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Canon EOS5D PentaxM135mm M28mm Takumar 55mm f1.8
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Canon EOS5D + Canon EF28-105mm f3.5-4.5 Zoom
ともあれ、今日の午後の激しい大荒れ天気と比較すると、なんとも穏やかに冷え込んだ優しい星空の夜になっている、12月17日深夜(18日早朝)です。
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