9月28日
犬には犬にしかわからない犬笛があるように
左衛門には左衛門にしかわからない左衛門笛があるという・・・
太左エ門氏がマイタケ採りに行きそうな予感にメールすると
明日行こうか迷っていると返事が来た。
迷っているということは行くに等しいのだ。先を越されてはたまらない!
朝日町のあの木の下でマイタケは私を待っているのだ。
太左エ門氏を待っている訳ではないのだ。
しかし、山でばったり会うなどという位バツの悪いものはない。
よし正々堂々勝負だ!という訳で明日4時半に一緒に行くことになったのです。
マイタケは時間の勝負でもあります。
4時半におき朝日町の例の場所に着くと、夜が白々と明けてきましたが
ラッキーなことに一台の車もありません。
私たちは仲良く言葉を交わしていますが
心の中では
〔俺の勝ちさ〕
とお互い思っているのです。
早速着替えて上りはじめました。
上りはじめてほんの10分ほどのことでした。
通り道の誰でも通る場所でになんと黒いあのいとおしいお姿発見!
きゅうがゲットだ!!!!!
〔ダモンあったぞ~〕
大きな声で太左エ門氏に告げました。
親切そうに声をかけるものの、勝利の雄たけびなのです。
心の中では
〔ヒヒヒヒ、今日は俺の勝ちだ!やったぞ〕
とつぶやいているのでした。
10分でこれならば今日は20Kか?
アドレナリン出まくり、パワー全開のきゅうでありました。
続く