山を愛する者にとって、きのこは単なる食べ物ではありません。
魂を揺さぶるようなソールフードなのです。
山で採ったきのこを食すると、今までのことが走馬灯のようによみがえります。
親友ときのこを見つけ喜びあった日。
採ったきのこを食べながら酒を酌み交わした日々。
そしていとしい人と笑いながら食べたあの日のこと・・・・
常明寺の人や左衛門たちは、そんな想い出に会うために、山を目指すのです。
(今日はかっこいいな~)
上納金を渡すためにK氏を訪ねると、K氏隊はラーメン屋におりました。
11月に鑑定団に出演するという人とゲラゲラ、例の如く笑いあっていました。
おれたちまで御馳走になりました。
山から下りてきたたざえもん君は、舞茸を携えておりました。
3週間連続通った山の状況、天気をたざえもん舞茸探知コンピューターが冷静に分析すると、頂上のあの木という結論になったようだ。KYUのぶっくれコンピューターはまたもや誤作動を起こしていたようなのだ。(すっかりがおてしまいました)
今回は、マタギ達も苦労する中、舞茸をGETTしたのは執念というほかありません。
舞茸からは天然の芳醇な香りが漂っておりました。お見事
そんな執念で見つけた舞茸を惜しげもなく差し出すたざえもんくん
たざえもんくんの苦労など知ってか知らずか
「少し小さいがまあよろしい!」
と合格サインをだすK氏↓
その後、K氏はKYUのミクロ舞茸を見つけ、拡大鏡を取り出し調べだすものだから
みんな大爆笑になる。
その日の夕方、うちのかみさんと今日の献立の相談をしました。
かみさんは当然舞茸ご飯だ~とはしゃいでいたのです。
窮地に立たされたKYUは
「今日は舞茸ご飯するから、舞茸買ってきて!」
とついいってしまい
「ふざけるな」
と本気で怒られてしまったのでした。
その日の夜、KYUの家からは
「おいしい、おいしい」と
雪国まいたけご飯を食べる子供たちの声が聞こえてきたそうな・・・・・
執念の舞茸採り 終わり
追伸
たざえもんくんから次の週、今度はもだし採りのメールがきました。
たざえもんくんの休日は、終わりのない想い出さがしの旅なのでした。またまた続く・・・
珍しい松の木にでたもだし