いや~、間に合ってヨカッタ。
なかなか時間が作れなくてさ、やっと観に行く事が出来ました。
『宇宙人ポール』
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演・脚本を務め、「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
(映画.COMより)
いやまぁ~ 面白かった!
正直SF映画はあまり得意な方じゃなく、「ET」 や、「未知との遭遇」 とか有名なSFどころは立派な大人になってから少し観たくらいでね。
でも、そんなアタシでも 『宇宙人ポール』 に秘められた、SF映画に対する 「愛」 はしっかり伝わってきたよ。
きっとSFヲタなら涙を流して喜ぶシーン満載(大袈裟?)だよ。
愛すべき登場人物もサイコーにファンキーでさ、とりわけ宇宙人のポールにはヤラれた。
すげー下品なおっさん星人なんだが これが憎めないキャラでさ、何故だかアタシまで一肌脱ぎたくなっちゃう。
要所要所でクスッとさせてくれるこの映画、
「未知との遭遇」の名場面も出てくるし、
エイリアンのシガニー・ウィーバー

が、最後に姿を見せた時にはそうきたか!と拍手しそうになったし、
スピルバーグ本人を小道具の様に登場させる辺り、ニクイ演出だぜと思ったよ。
そんな場面を見つけて楽しむも良し、ストーリーもコメディにしてはなかなかの深さで見応えアリ。
善悪や信仰や秩序、規則や常識諸々、雁字搦めになった自分を一度解放し
楽しいものは楽しい、悲しいものは悲しい、
親兄弟、友達に近所のおばさん、人間全てを無条件に信じ愛せた 少年少女の様な心に戻ってみなよ!
と、この映画
つーか 宇宙人ポールは言いたかったんだと思う。
人生、自分らしく生きるのが一番さ。

帰りの車の中で、ポールのあの最後の顔を思い出し
ニンマリとするアタシだった。
なんか、今のアタシなら ポールに会えるような、
そんな気がする。 てか、是非とも会いたいぜ。
あ~しかし、マジ面白かった。
本気でDVDが欲しいデス。