舞鶴生活保護ニュース NHK「610きょういちにち」7/12放送

2012-07-21 22:15:44 | 京都POSSEの活動報告です!


NHKで7月12日に舞鶴市の生活保護問題に関するニュースが放送されました。
以下、そのニュースを書き起こします。

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京都府 生活保護で舞鶴市に改善指示へ

舞鶴市で、生活保護の申請に訪れた人に対し職員が書類を交付していなかったとの指摘が相次いだ問題については、先日この時間でもお伝えしてきました。この問題について京都府が特別監査を行った結果、舞鶴市では職員が相談に訪れた人に対し、国の通知に反して申請の意思を確認していないケースがあることがわかりました。京都府は今月中にも、舞鶴市に改善を指示する方針です。
舞鶴市では先月、生活保護の申請に訪れた人に対し、市の職員が速やかに交付すべき申請書類を交付しなかったり書類の受け取りを拒んだりしていたという指摘が、市民グループなどから2件相次ぎました。これを受けて京都府が舞鶴市に特別監査を行い、窓口を訪れた人の相談内容について記した「面接記録票」の昨年度以降の分を調べた結果、指摘された2件を含む多くの書類で「生活保護を申請する意思があるかどうか確認した」という記載がないことがわかりました。
厚生労働省は、平成19年に北九州市で市に生活保護を申請した男性が申請書を渡されず孤独死するなどした問題を受けて、申請の意思について確認するよう通知を出しています。京都府は、舞鶴市の対応はこの通知に反して「生活保護を申請する権利を侵害していると疑われるような行為だ」として、今月中にも市に対して文書で改善を指示する方針です。また、京都府では、来週にも府内の自治体などの生活保護の担当者を集めて緊急の会議を開き、舞鶴市と同じような対応を取らないよう、周知徹底を図ることにしています。


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<コメント>
 舞鶴市は生活保護の相談に来た人に対して、多くの場合申請の意思があるかどうかすら確認していなかったというニュースです。生活保護は、国が「健康で文化的な最低限度の生活」をすべての人に保障する制度です。それにもかかわらず、舞鶴市は申請の意思すら確認せず、明日の生活もできないと相談に来た人を追い返していました。行政が市民に申請させないというのは違法であり、生活に困窮した人を見殺しにする行為に他なりません。京都POSSEでは、舞鶴市の対応の改善と謝罪を求め、今後も舞鶴市に関する報道に注目していきます。


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