[ハワイ事情]
団塊世代(baby boomers) の人間にとってパイナップルというのは、バナナ、卵と同じく高値の花だったので(1950年代、60年代の話)、ハワイに初めて来きた時、「ドール・プランテーション(Dole Plantation)」を訪れるのが非常に嬉しかった。
オハフ島のど真ん中にあるこの施設は、ワイキキから車で約40分のところにある。見ものは、周り一面のパイナップル畑も然ることながら、(1)約5キロも続く植物でできた世界一大きな「ガーデン迷路(maze)」、(2)敷地内を走る蒸気機関車「パイナップル・エクスプレス」で、(3)特製パイナップル・アイスクリームを食べれば、ここの観光は完璧に完了する。入場料は大人4ドル(400円)。
1813年に南米からハワイに紹介されたパイナップルは、その後すぐドール会社によって大量生産と缶詰加工などにより栽培が盛んになり、ハワイの経済を支えた。今はほとんどの畑は野菜やマカデミアン・ナッツ、コーヒーなどの栽培に変わっている。
ハワイの歴史を知る上でも一度見ておいたほうがよいでは。YS
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