朝日新聞の朝刊小説、「徒然王子」を読むのが最近の日課です。
作者は島田雅彦さん。
あの、牧阿佐美バレエ団のびみょ-なオリジナル作品「ア・ビアント」の脚本を書いた人です。
意外、と言っては失礼ですが、とても興味深いお話になっています。
舞台はどこかの日の本の国。由緒はあるが名ばかりの存在となっている王家の皇太子テツヒトは監視された日常から夜逃げして、元売れない芸人のお付、コレミツ君と共に国の綻び、暗部を見ていくことになる、そんな不思議な野次喜多的珍道記。
テツヒトさんのノホホンとした会話やコレミツ君の受けないボケ、ホームレスならぬ社会からの「落伍者」、ホープレスなど様々な人間が織り成す不思議ワールドの展開が気になります。
最近の朝日の論調は「お涙頂戴」になっていていただけませんが、連載小説は夕刊の「悪人」、「愛しの座敷わらし」と良い作品が連続しています。
慣れない旅路に奮闘する王子様に自分を重ねたりして、あ~明日はどうなっているのかしら!?
単行本化の折には是非ご一読を!
作者は島田雅彦さん。
あの、牧阿佐美バレエ団のびみょ-なオリジナル作品「ア・ビアント」の脚本を書いた人です。
意外、と言っては失礼ですが、とても興味深いお話になっています。
舞台はどこかの日の本の国。由緒はあるが名ばかりの存在となっている王家の皇太子テツヒトは監視された日常から夜逃げして、元売れない芸人のお付、コレミツ君と共に国の綻び、暗部を見ていくことになる、そんな不思議な野次喜多的珍道記。
テツヒトさんのノホホンとした会話やコレミツ君の受けないボケ、ホームレスならぬ社会からの「落伍者」、ホープレスなど様々な人間が織り成す不思議ワールドの展開が気になります。
最近の朝日の論調は「お涙頂戴」になっていていただけませんが、連載小説は夕刊の「悪人」、「愛しの座敷わらし」と良い作品が連続しています。
慣れない旅路に奮闘する王子様に自分を重ねたりして、あ~明日はどうなっているのかしら!?
単行本化の折には是非ご一読を!