そこは農地なので、もしかしてレンゲかと思い足を速めた。
交差点の角の農地には、ピンクの花が広がっていた。
奥に温室があり、そこまでの一面を覆っている。
レンゲではなく、すべてホトケノザだった。

多少ムラはあるが、花の集まっている完全に花で埋まっている。

手前の道際には、対称的なオオイヌノフグリの青い花が咲いている。

農地の端まで歩き、来た方を振り返って見る。
この日は花曇りだったが、晴れていればもっと奇麗に見えるだろう。

この農地の隣りは、少し高くなっているが、そこにもホトケノザが咲いていた。
低い方より濃さはないが、ほぼ一面に咲いている。

水田を挟んで小さな畑がある。
以前、冬瓜がゴロゴロしていた所だが、そこにもホトケノザが咲いていた。

手前の方には、ぺんぺん草(ナズナ)と一緒に咲いている。

ようやく近くでホトケノザを見る事ができた。

それにしても、この時期毎年ここを歩いているが、これほど多くのホトケノザを見た記憶がない。
来年もまた見られるといいなと思っている。