中院の満開の金木犀を見てから2週間後、中院へ寄ってみた。
塀のそばの十月桜はかなり咲いているかと思ったが、やはり下の方だけだった。
まだ白く奇麗な花がある一方
すでに変色している花もある。
例年は上の方まで咲くので、まだ本気は出していないのかも知れない。
駐車場の萩の花は終っていた。
不染亭の脇にも十月桜があり、こちらもぽつぽつ咲いている。
鐘楼門の辺りは、ほんの少し黄葉が始まっているかなという感じで緑が多い。
金木犀の花はやはり散っていた。
木の下の地面いっぱいに散り敷いている。
朝の雷雨で濡れたため、色はくすんで見える。
石敷きの参道を挟んだ白砂の上にも、模様を描いている。
金木犀の下のツツジは花の数が少し増えていた。
花はややシワシワな感じだが、色は奇麗である。
枝垂桜の近くには、青い釣鐘形の花が沢山咲いていた。
その後ろの桜の木に囲まれて、1本だけ紅葉した木があった。
中院の境内はこの日も静かだったが、訪れた人と3人ほどすれ違った。