坂をそのまま林の間の道を行けば、入間川に出そうだったが道が悪い。
北側は視界が開け、道も舗装されて良さそうだった。
フェンスの下を通る道の右側は、葉を落とした果樹園のようなところだった。

そこに、2頭の白い馬がいた。
2頭とも、わずかに枯れずに残った下草を食べている。
何でこんな所にに馬がいるんだ?
フェンス下の道へ入って少し行くと、馬糞が散乱していた。
2頭の馬は、こちらを見ることもなく一心に食べている。
もう少し行くと柵が見え、その向こうには数等の馬と、馬に乗った人も見える。
こんな所に、乗馬クラブがあったかな?
何処かに入口があるはずだと思い、少し先の細い道に入った。
建物があり、入口と思われる所に、立て札が立っていた。

「アリスの牧場」。牧場?
「乗馬・キャンプ」、「体験可・見学自由」と書いてあるので、中へ入って見た。

手前の柵の中に一頭の馬がいて、その先で、乗馬をしている人がいた。
その先に、先ほどの送水管施設の螺旋階段が見える
こんな所に牧場があるとは思っていなかったので、本当に驚いた。
見学しようかとも思ったが、またの機会ということにして、写真を撮るだけにした。
入口の前の道を直進すると、土手に出た。
土手の上からも、牧場の様子は良く見えた。
土手の上を、八瀬大橋のほうへ行くと、すぐ下が、川越・狭山サイクリングロードだった。
このサイクリングロードは何度も通ったが、土手に視界を遮られ、牧場の存在には全く気が付かなかった。
家に帰ってネットで検索すると、アリスの牧場のページがちゃんとあった。