川越雑記帳2(川越見て歩き)

川岸に桜咲けども水はなし/桜咲きもう鯉のぼり風にゆれ(不老川・久保川)

不老川の土手の直ぐ下に1本の桜がある。
ソメイヨシノではないが、ほぼ同じ時期に咲く。


土手より下がった所にあるので、花を間近で見ることが出来る。


花の付きも良く、向こう側はほとんど見えない。
すき間にNTTの電波塔が見えたが、写真ではほとんど分からない。


写真を撮っていると子どもたちの賑やかなな声が近づいて来た。
私の後ろを歩きながら、突然「こんにちは!」と声をかけてきた。
最初の子に続いて、ほかの子も口々に声をかける。
こちらもあわてて振り向いて返事をした。
園児達は元気に歩きながら、合流点の方へ去っていった。


対岸にも、桜は1本しかなかった。
たしか、上流には少し桜があるはずなので上流へ行ってみることにした。
土手は東武東上線の鉄橋で遮られ、その先へ行くことができない。
前は大きく迂回したが、今回は新一本橋を渡り、土手を歩いて鉄橋に近づいた。
以前、この下を園児達が歩いているの見ていたからである。
案の定、土手下には人の歩いて出来た道が出来ている。


不老橋から上流を見ると、対岸に桜の並木が見えた。
下の川には水はなく、濁流のように見えるのは砂利である。


行き過ぎてから振り向いて撮った。
ここからも、川底が砂利になっているのがよくわかる。


次の橋から上流を見ると、こちらの土手に桜が咲いていた。


対岸から見ようと思ったが、草が生え道らしい道はない。
先まで行けるか不安だったが、前方に犬を連れて散歩する人がいた。
その後から2台の自転車が来て、その人と犬を追い越してこちらへやって来る。
脇によけて自転車をやり過ごし、犬と散歩の人とすれ違っから下流の方をを撮った。
草の中に土の出た細い道が出来ている。


桜に近づくと、川の上に枝を伸ばして咲いていた。


土手には柵があるが、ふと見るとライトが付いている。
そのライトは桜の方を向いている。
さらにその向こうにも同じライトがある。
ライトから延びたコードは脇の家に続いている。
どうやら、夜にはライトアップをして桜を楽しんでいるようだ。


この桜も行き過ぎてから見ると、ちょうど菜の花と一緒に撮ることが出来た。


久保川が合流する所では、対岸に桜が咲いていた。


ふれあい広場からまた久保川に出て左折、上流を見ると、鉄塔の手前に桜が並んでいた。


幼稚園の園内の桜のようだったが、その先が入口になっていた。
橋を渡ると中にも桜が咲いていた。
両側の桜の先は庭になっていたが、その奥に鯉のぼりが泳いでいた。


一瞬、え?と思ったが、確かに鯉のぼりだった。


所沢街道を越え、少し迂回して車の通れない小さな橋を渡る。
上流を見ると、黄色い壁に建物の脇に桜が咲いている。
すぐ側に赤白に塗られた鉄塔がそびえている。
川の水はかなり大きな段差を流れ落ちていた。


鉄塔の赤と桜の色の組み合わせがなんとなく面白い。


川は少し折れ曲がり、鉄塔の先にも桜は続いていた。
対岸は駐車場のようで、女性が一人スマホで桜の写真を撮っていた。
その人の他には、桜を見る人はだれもいない。


上流から鉄塔が大きく入るように撮った。


さらに遠くから、NTTの電波塔を入れて撮ったが、塔と桜が離れすぎているので、先の記事には入れなかった。


桜につられ、思わず上流へ歩き過ぎて、予定の位置まで戻るのにだいぶかかった。

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